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わくわくするなにか

最近観てよかった映像作品

ここ1〜2ヶ月で観てよかった作品について。

americanutopia-jpn.com

何回アメリカン・ユートピアの話するの?って感じですが、好きなので何回でもします。アマプラの配信作品になったので好きなだけ見れる。

もともとTLでとても評判が良くて気になっていて、何も事前知識無く観に行きました。ミュージカルかなんかだと思ってたから、最初の曲が始まったとき、偏屈な脳科学者の物語か?と予想をつけたら全然違った。ミュージシャンのデイヴィット・バーンのブロードウェイショーをスパイク・リーが映画化したもので、なんだろ、カテゴリ的にはコンサートDVDみたいな・・・、そんな感じ。ミュージカルでは全然ない。1つ1つの曲にメッセージ性があって、曲の間のトークも選挙に行くように呼びかけていたり、差別に反対する内容だったりで、今の無茶苦茶な世界情勢のニュースを見まくって疲れた心に沁みる。あと当然ながら歌が上手い。そしてバンドの演奏が素晴らしい。マーチングバンド形式でパーカッション担当の人もキーボード担当の人もみんな舞台の上を自由自在に動けるので、躍動感がすごいです。独特なダンスもクセになる。1曲目のHereがとても好きなんですが、Hereを歌った後のMCと終盤のMCが繋がっているのがよかったです。私は伏線回収が大好き。

 

  • テッド・ラッソ(TED LASSO)

tv.apple.com

Apple TV+に入ったのでまずはこれを観てみました。いや、めちゃくちゃ面白い。1話30分でサクサクどんどん観れる。アメフトの監督がイギリスのサッカーチームの監督として突如採用されて・・・というコメディなんだけど、ギャグのテンポが良いしキャラクターがすごく魅力的。私のお気に入りのキャラクターはキーリーとレベッカ、ロイ・ケントです!キーリーとレベッカの組み合わせは女同士の絆が好きな人は刺さると思う。ロイ・ケントは、みんなロイ・ケントのこと好きになっちゃうでしょこれは・・・。話が進むにつれて魅力を増していてすごい。ドラマの中で、キャラがよく「OI(おい)!」って声をかけるんだけど、聞き慣れなくて調べたらイギリス英語の言い回しのようでした。意味は乱暴に呼びかける時の「おい!」です。笑 日本の使い方と似通ってて面白い。アメリカだったら「HEY」とかに置き換わるのかな。

サッカーのドラマだけどそんなに試合のシーン長くないし、専門知識も必要ないので気軽に観れます。次のシーズンの配信楽しみ。

 

tv.apple.com

こちらもApple TV+。こちらもめちゃくちゃ面白い(2回目)。宇宙戦争的な話です。初代皇帝のクローンが代々統治する帝国が絶大な力を持っている世界。軌道エレベーターとか首都(?)の構造とかかなり作り込まれていて面白い。皇帝の役はリー・ペイスなんだけど、視聴中全然名前が思い出せなくて、トムヒに似てるけど絶対違うことはわかる・・・誰や・・というのを繰り返していた。結局インタビュー映像に名前が載ってて、あー!ってなりました。指輪物語ファンなので、ホビットのスランドゥイル役をやっていた時に顔を見まくっていたんだけど、髪の毛の色が違うと印象全然変わるな〜。スランドゥイルはエルフだから浮世離れした感じだったけど、今回の皇帝は野心にあふれたギラギラ系なので顔つきも違って見える。役者ってすごい。皇帝が巡礼の苦行に挑戦するシーンがあるんですが、だんだん衣装がはだけていって最終的に腰布だけの状態になりサービスシーン感がすごかった。隣で歩いている巡礼者は布全然はだけてないのになぜ・・・!?

すごく面白いんですが、ゲースロ的に長い作品になるらしく、まだシーズン1しか公開されてないので先が長いです。何年かかるんだ。

あと、侵略者に街が襲われるシーンがあって、今世界で起こっていることと重ねてしまい、戦闘シーンを見るのが辛かった。非戦闘員を全員避難させてくれ頼む。フィクションの世界の中でだけならいいんだけど、現実で民間人が戦争で亡くなっていると思うとどうにも・・・。平和な世界で気兼ねせずにフィクションはフィクションとして楽しみたいです。