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わくわくするなにか

美術館はじめ2023


今年も正月休みに東京都現代美術館へ。年明けの美術館詣、毎年恒例にできるといいな。

まずは腹ごしらえ: ナンディニ


美術館近くの名店ナンディニ。ずっとずっとこのミールスが食べたかった!!前に食べた時美味しさに目覚めてしまったのです。
このさ、オムレツとポロッタがめちゃくちゃうまいのよ!前回はドリンクをラッシーにしたんですが、美味しいけどもったりしててその分カレーが入らなくなってしまったのだった。その反省から今回はウーロン茶を注文し無事完食!
完食した時点で13時を回っていて、今回行きたい展示が真剣に全部見ると4時間かかると言われているので不安になる私であった。

MOTコレクション コレクションを巻き戻す 2nd


まずはコレクションを見て、そのあとじっくり企画展を見るという計画。ちょうどガイドツアーが始まる時間だったので申し込むことに。とっても丁寧なガイドさんで豆知識がたくさんで面白かった!そして気になっていた作家の田部光子の作品があって思いがけず嬉しかった。展示室を見渡してみると、白髪一雄や李禹煥河原温など、去年の美術館めぐりで見てきた作家の作品がちらほらあって、顔見知りの人を見かけたような嬉しい気持ちになった。去年の一月頭に美術館めぐりを始めたときは知ってる作家なんてごく僅かだったのに、今は一つの展示室の中で数名知った名前を見つけることができる。なかなかの成長な気がする。知ってる作家を見つけるとさらに楽しく興味深くなってまた次の展示に行きたくなる、いい流れです。

展示室に横たわるめちゃでか作品。木の中をくり抜いて燃やしたらしい。

ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ 柔らかな舞台


映像作品がメインの企画展って初めてかもしれない。入り口でヘッドホンを受け取って中に入ると、
部屋の左右にスクリーンが設置されていて片方はスピーカーから音が出ていて、もう片方は座るスペース付近にあるヘッドホン用のオーディオ端子に接続して音を聞く形になっていた。
最初の部屋の映像はオランダのブラジル統治に関するもの。このあたりの歴史を何も知らなかったのでオランダってブラジル統治してたんだ!?というところから驚いてしまった。現代アートを見ることで知らなかった知識を得たり新しい世界に触れることができるのは本当にありがたい。ブラジルの統治にはポルトガルも関わってくるんだけど、NZの語学学校に通ってた時にブラジルからの学生が数名いて、母国語はポルトガル語だと言っていたのを思い出した。当たり前だけど歴史は今に繋がってるんだな。
展示室を繋ぐ廊下には関連書籍やフェミニズムに関する本が置いてあって自由に見ることができた。一部の本はミュージアムショップで購入可能なので私も気になったやつ買いました。
映像作品を5分の3くらい観たところで体力の限界になってしまいこの日は途中で終了とした。展示室はオシャレだけど、背もたれのない椅子に座って長時間はキツいものがある。

会期中1回だけ別日に再入場できるウェルカムバック券を貰ったのでまた行くぞ!

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