あそ(id:aso414)と一泊2日で箱根旅行に行ってきた!いやー、暑かった!みるみる結露でびしょびしょになってくペットボトルのごとく汗かいた!この旅行中に撮った写真の私たち、異様にツヤツヤしています。汗です。
1日目
ロマンスカーの中で待ち合わせる予定が駅のホームでばったりあそと合流し、そのままの流れで紀ノ国屋へ行って朝ごはんを購入。
コロッケバーガーと豆腐ドーナツ。両方揚げ物だ……朝から元気!
今回の目的地はポーラ美術館と彫刻の森で強羅を拠点に回ります。箱根湯本から強羅って案外遠くてびっくりする。
ポーラ美術館
前は箱根湯本からポーラ美術館に行くバスが何本か出ていたんだけど、それが無くなって強羅からの無料バスになったらしい。強羅駅に行けばわかるやろ!とのほほんと向かったら全く乗り場がわからなくて、バス停にいたスタッフさんに聞いたら丁寧に教えてくれた。なんと全然違う場所だった!地下通路を通って駅の反対側に出たところがバス乗り場でした。
このバス100%ポーラ美術館行きだ!という感じのバスがやってきた。分かりやすくてありがたい。
到着!!建物のエントランスがサンルームみたいなつくりなのでめちゃくちゃ暑い!すごいおしゃれで美しい建物なんだけどこの暑さには毎回驚く。
レストラン アレイ
フィリップ・パレーノ:この場所、あの空
展示室を水槽に見立てて魚のバルーンをたくさん飛ばしている作品がとっても面白かった!触れるのも楽しい!スタッフさんが天井の方に行ってしまったバルーンを棒で下に下ろす作業をしてたんだけど、めちゃ楽しそうで、今やりたい仕事No.1だわと思った。この魚バルーン、よく見ると絶妙にリアルで怖い。
映像作品は結構抽象的で、わかるようなわからんようなという感じでした。
スモークガラスがオンオフ切り替わることによってガラスケースの中の作品が見えたり見えなかったりする作品は新しい見せ方で面白かった。おしゃれオフィスの会議室とかで使われてそうな技術だけどこれから展示でもどんどん活用されそう。
ショップ
展示の後はショップを見て私はスマホケースとBLESSED DOGS(受付横の窓から見えるでっかい犬2匹が飛び跳ねてる彫刻作品)のステッカーを購入。もっともっと多くの生命が心体ともに自由にハッピーに暮らせますように、というメッセージが書かれててとてもいい。
周りは自分でカットしたのでちょっとガタついている。
カフェ チューン
カフェ チューンでは恒例のどデカソフトクリームが乗ったコーヒーゼリーを注文!今回はチューンの名を冠したケーキも!今回も大満足のデカさ。チューンも美味しい。
HIRAKU Project Vol. 16 鈴木のぞみ The Mirror, the Window, and the Telescope
レンズや窓ガラス、望遠鏡に写真をプリントした作品。かなり素敵でした。その窓から見えた風景やレンズで見た対象がそのままガラス面に焼きついたみたいで物語を感じられて、物のありし日の記憶を見てるみたいでロマンチックだった。
メルヴェール箱根強羅
無料バスで強羅へ戻り、いよいよこの日の宿へチェックイン。ここでこの日最大の難所が発生。ホテルまでの道が激坂。まさかこの坂の先じゃないよね?と思ったらそのまさかだった。
坂の上からの眺め。とんでもない斜度だった……。さすが名門箱根学園を育んだ地(※弱ペダの話です)。
どうやら駅までの送迎もあるみたいでした。少なくとも行きは送迎使った方がいいね!到着してロビーに入ったときの我ら、かなり汗だくでヤバかった。
お部屋はこんな感じ。広くて綺麗!速攻で冷房の温度を下げて汗まみれの服から気楽な格好に着替えた。私は翌日も同じワンピースを着る予定だったのでファブリーズをこれでもかとかけてハンガーにつるした。今まで肌着だけ着替える運用で問題なくやってきてたけど、この酷暑で肌着だけじゃなくてワンピース本体も汗に濡れてしまうようになったのでこの時期の旅行は着替え多めに持って行くことにしなきゃだわ……。
冷蔵庫を開けるとでっかい水のペットボトルが入ってて大変助かった。1リットル?2リットルくらいあったのかな?次の日の水筒の中身まで賄えた。氷も貰うことができるんだけど、冷凍庫の中にジップロックの袋で小分けになった氷が入ってて部屋に持って帰りやすいし清潔だしいい心遣いだなと思った。
あとこのホテルには薬膳バーというドリンクバー的なスペースがあって、自由にお茶を飲めるのだ。飲み物に不自由しない宿!
お風呂は露天がないのは残念だったけど広さは十分で自由に食べられるアイスやお酢のドリンクがあったりして小技が効いていた。
夜はインライで妄想オフラインイベントの話をしました。どんな企画をしたいか募ったらかなり面白い回答が集まって想像するだけで楽しかった〜!お付き合いいただいた皆さまありがとうございました!
2日目
彫刻の森美術館
2日目のメインは彫刻の森美術館!調べるとホテルから歩いて20分くらい。まあ、いけるでしょ!と思って歩いて行ったら、またも汗でびしょびしょになった……。真夏の徒歩20分はやばい。展示を見る前にしばらく室内でクールダウン休憩した。
舟越桂 森へ行く日
彫刻の表面がツルツルではなくて彫り跡の凸凹が残っていて、目で見てわかるんだけど、彫ったラインひとつひとつが人間の静脈や筋肉のラインに驚くほど似ていて生々しさがある。あえて彫り跡を残すことで人体の細部を表現してて、これは匠の技すぎる。すごい。乳房にフェチみを感じてちょっと嫌だな、と思ったけど男性の乳も同じような熱量で彫られていたので、まあ、こっちにも本気ならいいか……という気持ちになった。でも服着てる作品の方が好きだな。
展示を見て行くと、すっごい怖い顔した作品があって、何!?怖すぎる!と思ってタイトルを確認したら「戦争を見るスフィンクス」だった。そりゃあこんな表情になるよな……と納得。愚かで残酷でどうしようもないものを見る表情。他の作品が無表情なだけに迫力が凄かった。コンパクトだったけどこの展示は見れて良かった。
『名作コレクション +⾈越桂選』などもありました。
常設展示
いよいよ覚悟を決めて屋外の常設展示へ!
あつい!!
ドラクエで言うと毒沼の状態。一歩歩くごとにダメージを受ける。じっくり見たさもあるが、体調が第一!作品を見つつ写真を撮りつつ早くもカフェへ向かった。
The Hakone Open-Air Museum Café
カフェに入った途端涼しくて最高!冷たい飲み物もアイスもある!アイス!アイス!とたんに生き生きする我ら。
アイス食べ寒いくらいで超爽快オアシスと書いてこのカフェと読む
思わず短歌を読んでしまうくらい最高。体力ゲージがぐんぐん回復した。ショップもおしゃれなグッズが揃ってて見ていて楽しい。暑くてへろへろだったのに、足湯に入れるくらいまで回復したのであった。
足湯はこの7月にリニューアルしたそうで、とってもキレイでおしゃれになっていた!そしてこの暑さなので空いてる!
またカフェに入って体を冷やし、ジャンプ写真や謎のポーズ写真を撮りまくった。もう暑くて他人の目は気にしなくなった。
この日持ってたトートバッグが赤と青でかわいかったのに写真に持ち手しか写ってなくてもったいなかったな。
彫刻の森ダイニング
駆け抜けた屋外展示……。涼しい店内でランチです。私はピザ、あそはパスタ。朝食がボリューム満点だったのであんまりお腹空いてなかったけど焼きたてのピザはうまい。
ありがとう彫刻の森。かなり楽しめました。次は寒い時期に来てじっくり見たいものだ。
暑くて彫刻の森を駆け抜けたためか、若干帰りのロマンスカーまで時間が余ったけれど、次の日仕事だしここからどっか行くのも蛇足になりそうだったのでロマンスカーの時間を早めて帰った私たちであった。1日目に朝早く行って2日目の帰りを早くするのは翌日の疲労を考えると結構いいかもしれない。でも箱根湯本の駅近くにいい雰囲気のカフェが増えてくれると嬉しいな。ちょっと時間調整したいと思った時に選択肢が無さすぎて……!なんかいいスポットご存知な方いたら教えてください!
ともあれ、やっぱり箱根はアートも温泉も楽しめて最高なのでまた行くぞ!
おわり♨️