エグゼクティブハウス禅宿泊記録です。夢のような一泊二日だった……。
エグゼクティブハウス禅とは、ホテルニューオータニ（東京）の中の87の特別室だそう。泊まるとZEN LOUNGEという専用ラウンジで一日6回のフードプレゼンテーションを受けることができます。フードプレゼンテーションっていうのは、時間に合わせていい感じのフードが食べれるやつです（雑）！
- いざニューオータニ
まずは四谷駅からニューオータニへ徒歩で向かいます。四谷って上智大学の本拠地（？）だったんだなあ。緑豊かな道なので力尽きた蝉がそこらじゅうに落ちて気が休まらなかった。上智大の敷地を左手に道をまーーっすぐ行くと10分もせずにニューオータニが出現。
でかい。そんで入口までがまあまあ遠い。ニューオータニ、行くの初めてだったんですがすごい広くて驚いた。古き良き時代の栄華を感じる。景気がいいね。永田町方面から来る友達と受付横のソファラウンジでの待ち合わせを試みたところ、かなり苦戦しました。メインタワーとガーデンタワーの階数が複雑なことになってて話が全然通じなかったのだ。メインタワーのロビー階は2階なんですが、ガーデンタワー側からだとL階は6階なのです。何を言っているのかわからないかもしれないけど、ガーデンタワーの6階とメインタワーの2階は同じ階。そして通路で繋がっていてL（ロビー）階と呼ばれていることを知っているとスムーズだと思う。
- チェックイン
どうにか合流し、11階の禅のラウンジまで上がってからチェックイン。到着するとすぐラウンジのテーブルに通されて、ウェルカムドリンクの冷やし飴をいただきました。チェックイン後は部屋に行ってもいいし、そのままラウンジに残ってフードを楽しむこともできます。私たちは一回部屋に行ったけど、チェックインからアフタヌーンティーの時間は混むから、チェックイン時に通された場所が良い位置のテーブルだったらそのままラウンジを楽しんでもいいと思う。（混雑するとカウンター席とかビュッフェ台から遠いエリアのテーブルへの案内になるみたい）
- お部屋
Beautiful……そして広い……
このクローゼットの広さよ。中で着替えができちゃうよ。そして部屋も広い。嬉しいことにテーブルにはバウムクーヘンが。
さらに枕元にはガトーショコラが。どちらも滞在中は食べられなかったので持ち帰ってきました。食べるの楽しみ。お部屋で特筆すべきはバスタブですね。とっても入り心地がよかった。寝そべった時のフィット感が良い。あとアメニティのバスオイルがとっても良くていい匂い＆肌しっとりになった。なぜかお湯が3分という短時間でたまるところもすごい。そんなもん？早いよね？シャンプーコンディショナーはフェ●ガモだったので「わー！すごい！」とぶち上がったものの、結構パサつきのある仕上がりになり、期待した分ガッカリしてしまった。これだけは持参するかジムエリアにある大浴場を使用してそこのKOSEのシャンプーを使った方がいいと思う（POLAだったかも。どちらにしろ部屋のやつよりよかったよ！）。
細かい部分だと、ネスプレッソやBOSEのスピーカー、大きめのテレビなどがありました。パジャマは浴衣と上下分かれたタイプのパジャマが両方ある。
お部屋チェックの後はいよいよフードプレゼンテーションその1（アフタヌーンティー）へ。混んでてカウンター席に案内されたけど、ビュッフェ台からめちゃ近かったので問題なし！
まずはシャンパン。このラウンジは終日ドリンクメニュー変わらないので紅茶コーヒージュースからアルコールまで頼み放題です。シャンパンそのものというよりも祝祭感を味わいたくて滞在中に何回も頼んでしまった。幸せです。スイーツ界のコラボ番長ことピエールエルメのスイーツが味わえるのもこのラウンジの良いところ。パンと小さいイスパハンはエルメのやつです。あとはバスチーと桃のロールケーキ、日替わりスープ。瞬く間に平らげてしまった。
2皿目。ニューオータニといえばのスーパーショートケーキのミニ版。いちごとメロンです。美味しい。そしてケークサレとキッシュ。キッシュの方が好きだった。3皿目。スコーン、マンゴープリン、ドッグパン（パイ？）。ドッグパンが生地の部分のバターの香りが強くて美味しかった。スコーンは冷めてたのでちょっとパサつき感があったかな。一つ食べただけで急激にお腹がいっぱいになるので要注意です。
ここまで食べてだいぶお腹がいっぱいになり、一度撤退。
- お散歩その1
腹ごなしに日本庭園をお散歩。
滝があったり。
池や橋があったり。
庭の奥にある屋外プールも様子を見に行ってみました。禅の宿泊者は無料で屋外プールも使用できるんですが、この日は肌寒かったので見送り。
- オードブル
お察しの通り、サラミが美味しくて食べまくってしまった。特に赤い方、とっても美味しかったな。スティック野菜がシャキシャキでソースも美味しくて地味に満足度高かったです。チーズは白カビ系のクリーミーな味でとろけるうまさ。お刺身みたいなやつは鯖とフグの燻製で、スモーキーで身がぎゅっとしてて噛むごとに旨味が出てくる系。あとこの鯖寿司、周りに昆布が巻いてあって美味しかった！ノグリに入ってる昆布を食べてから昆布の美味しさに目覚めて自分の中で昆布ブームがきています。
- ナイトキャップ&チョコレート
エルメ氏のチョコレートを好きなだけ食べることができます。なんて贅沢。とりあえずカウンターにあった3種類全部取ってみた。どれも美味しかったな〜。アマレットの香りがするやつとか、中にサクサクした何かが入ってるやつとか。お腹に余裕があればおかわりしたかった。
小さいカップに入った紅茶色の飲み物はダブルコンソメスープです。カップに注いだ瞬間からコンソメの濃厚な香りがマスク越しでもわかるくらい強い味わい。牛の旨味がすごい。凝縮ってこういうことか……。濃厚なのでこの小さいカップで飲むだけで十分満足です。
ラウンジから神宮球場が見えるので、野球の試合の時に上がる花火が見れた！少しの間だけだったけどとっても綺麗だったな。花火が上がる日を調べて泊まるのもいいかも。贅沢な体験でした。
- お散歩その2
お腹が苦しすぎて腹ごなしのために夜のお散歩へ。ホテルの周りをぶらぶら。友達と一緒だから全然平気でしたが、1人だとちょっと怖かったかも。お一人様ステイで散歩したい場合はホテルの中を歩き回るかジムで運動するのがいいかな。
- 最強の朝食
朝食はホテル内のレストランか、ラウンジのモーニングか、ルームサービスから選べます。私たちはSATSUKIの最強の朝食へ。先着順という話だったので気合入れて7時ちょい過ぎに行ったんですが、他の宿泊者の皆さんも気合入ってて結構混んでいた。
あのですね、完全に戦略ミスです。いろんなものに気を取られてしまった。本当に食べたいものが何なのかもっと自問自答して削ぎ落とさなければならなかった。本当はデザートまで食べたかったのに判断ミスのせいでお腹の容量が限界になってしまってたどり着けなかった……。マロンジェラート食べたかったよ……。最初の皿で取ったハムとステーキ、2皿目のだし巻き卵、白ごはんがとても美味しかった。イクラは取りすぎました。イクラご飯は美味しいけど、やはり美味しい比率というものがある。イクラにも申し訳ない。欲望に負けたのだ……。改善点の残るビュッフェ体験でした。ビュッフェは何回でも取りに行っていいんだから焦って沢山取りすぎず、厳選した方がいい。次にビュッフェに挑む前にこの文章を読んでくれ私。
- ジム
部屋で二度寝したあと、気が向いてジムへ。禅宿泊者はホテル内のジムも利用できます。ジムは禅のあるメインタワーではなくガーデンタワーにあるので移動距離はやや長め。ジムに行って初めての利用であることを伝えると、何から何まで教えてくれます。本当にスタッフ皆さん面倒見がいい。ウエアや水着、タオル、シューズなど全部ジムで借りられます。靴下までも。便利すぎる。プールに入るかどうか迷っていたら、スタッフさんがとりあえずウエアの下に水着着てジム行って、泳ぎたくなったらプール行ったらどうかとナイス提案をしてくれて、それに従って着替え、運動エリアへ。走るマシーンで運動したあと、プールで泳ぎ、運動終了。水温が暖かすぎず冷たすぎず気持ちよかった。何レーンもあるような広いプールではないけど、最大使用人数4人なので余裕を持って利用できました。ゴーグルはレンタル無いので使いたかったら持参しよう。キャップは貸してくれる。
運動の後はジムの浴室へ。これもすごく良かった。少しでも勝手がわからないそぶりを見せるとスタッフさんがどこからともなく現れて全て教えてくれる。すごい。バスタオルを体に巻き付けて浴場に入るのがここの掟らしい。体を洗うブースの横や浴場の壁にタオルをかけるフックがあるので適宜そこにかけるスタイル。パワフルなジャグジーで気持ちよかった。ジャグジーに浸かっている時点でチェックアウトの時間が刻一刻と迫っていてやばいということに気づき、緊張が走る私たち。その後、身支度してから部屋に帰還するまでとてもスピーディだった。
- チェックアウト／ランチ
チェックアウトの後も30分はラウンジを使用できるので、ランチもここで食べます。またテーブルに通されてチェックアウト手続きを行い、同時進行でドリンクを頼んだりご飯を取りに行ったり。
もうね、前日から食べまくってるからあんまり入らない。でも頑張って食べてしまう。
ラストのお皿。食べ残しても持って帰れるようにリーフパイ。案の定食べきれなくて持って帰りました。チェックアウト後30分という設定だったけど、それを超えても咎められることは無く、かなりゆっくりしてしまった。人がいっぱいになってきたら声をかけられるのかも？
以上、食べてばかりの1泊二日でした。楽しかったな〜。満足しました。でも次があったらもっと上手く食べられる気がする。最後に公式サイトを貼っておきます。
