奇想のモード展を観に庭園美術館へ。
美術館の建物自体が素晴らしくてどの部屋も素敵だった!ここに住んでたなんて、どんな暮らしだったんだろう。全ての部屋がすごい贅の凝らし方。普通の美術館と違ってもとが邸宅だから一つ一つの展示室が小さいんだけど、そのおかげで没入感がある。夕方だったので空いていて一部屋一部屋じっくり観れたのもすごくよかった!
展示作品は動物や昆虫を使用した作品がすごく強烈で印象に残ってる。玉虫を使った作品は色がすごく鮮やかでメタリックな質感でこれが天然のものなんて改めて驚いた。でもやっぱり虫だと思うとちょっとぞわぞわしてしまった。数もたくさん使われてるし。あとは人毛を編んでアクセサリーにするとかは今の感覚ではあまりないなと。
奇想のモードと銘打ってるから昔から奇想だったのかもしれないけど、やはり時代によって使うことが普通と思う素材の範囲が変わっていくんだろうな。何十年か後には動物の革使ってるなんて信じられない!って時代になってたりするのかも。
前に来たときは新館がまだ無かったと思うんだけど、すごく近代的な建物が隣接されてて驚いた。旧館のクラシックな雰囲気とのコントラストがすごかったです。