初夏の展覧会めぐりです。1ヶ月に1回は展覧会に行く!という目標を去年設定して以来、かなり順調に達成できていて嬉しい。
アーティゾン美術館
ポーラ ミュージアム アネックス
西島雄志「瑞祥 zui-shou ― 時の連なり ―」
すごかった!竜や鳳凰、狼が形作られているんだけど、輪郭がところどころ欠けていることで、大気中の何かが結晶化して動物や龍の輪郭を形作ってるように見えた。1つ1つのパーツがとても小さくて、これを手作りしてるの凄すぎる。気が遠くなるな。
【お土産】Ben's cookies
ポーラの帰りにギンザシックスに寄ってクッキーを入手。アメリカンなソフトでどっしりとしたクッキーでとってもおいしい。カントリーマアムがソフトになって巨大化した感じ。クッキー作りのときに焼く前の生地をつまみ食いしてた人は大好きだと思う。私はつまみ食いしてました(体に悪い気がするので真似しない方がいい)。
DIC川村記念美術館
芸術家たちの南仏
展覧会をキュレーションした方の解説を聞きながら会場を回れるというキュレイターズトークに参加してみました!このパートはこういうまとめ方をしてて、みたいな話を直接聞けるのがすごく面白かったな〜。バカンスに行った画家たちがハッピーなムードで描いた絵が多いのかと思っていたら、戦争の影響で住んでいた土地を離れざるを得なかった作家の行き着く先が南仏で、同じような境遇の人たちと一緒に作品を作ったりしていたというのが興味深かった。平和な時の絵は南仏の気候の良さや素敵な雰囲気が伝わってきて南仏行きたくなっちゃった。
コレクション展
2階に上がったところにある白壁と大きな窓がある展示室にジュールズ・オリツキーの《高み》が展示されていてとても気持ちの良い空間になっていた。青みがかった色面と窓から見える新緑が綺麗で癒された。赤を基調として薄暗いロスコの部屋と対照的だなと思った。ロスコの部屋は生命のパワーみたいな印象があって、こちらの部屋は自然の静寂感を感じた。
【ごはん】ヴェルべデーレ
ヴェルべデーレでランチです!今回はカジュアルコースだったかな。季節によってどんどんメニューが変わっていくからどんなメニューがあるのかいつも楽しみ。デザートは南仏展をイメージしたミモザケーキ!
【おやつ】茶席
デザートは食べたけどおやつは別だから…。
抹茶と練り切りをいただきました。窓から緑が見えていいですね。
この練り切りは美術館の天井をモチーフにしてるらしい。真ん中に透明な寒天(?)が乗ってるのがかわいい。
東京都現代美術館
さばかれえぬ私へ
評判が良くてずっと気になっていたさばかれえぬ私へを見に行った。会期内に行けてよかったー!
清澄白河に来るとこの周辺に住みたいと毎回思うんだけど職場からのアクセスが悪くて無理かな、という結論になる。
人手をさいて風船爆弾を作って何個も何個も飛ばしてアメリカを攻撃するって、その無謀さがきつい。風船はコントロールできないから大多数が海とか山とか何にもない荒野に落ちたりしている。
無謀な計画でもやると決めたらやる!というところが今のマイ⚫︎カードのあれこれと重なっちゃってウワ…となりました。
志賀理江子の東日本大地震に関する作品がすごいインパクトだった。部屋一面に赤い血管のような線が描かれていて、よく見ると東北沿岸部の道で……、うまく言えないけどものすごかった。当時の底抜けの恐怖を思い出したし、今も出来事は終わらずに繋がっていることを感じた。
野外展示
企画展の冷房で冷え切ってしまい、しばらく屋外の常設作品を見ていた。前にガイドツアーに参加した時に教えてもらった髙田 安規子・政子の《修復》をまた見ようと探したら結構大変で見つからず、結局ネットで場所を検索した。
MOTコレクション 被膜虚実/Breathing めぐる呼吸
【ごはん】Diner Vang ダイナーヴァン
出汁とつるつるの麺とハーブが絡んで求めてたのはこれだよ!となりました。後半は辛味とニンニク酢(?)を足してパンチのある味にして食べた。
汁なしフォーは初めて食べたんだけどかなり良かったです。麺にカリカリのナッツが絡んで食感がすごくいい。夜営業にも行ってみたいお店。