What’s in here ?

わくわくするなにか

美術館ホッピング in 青森


青森旅行に行ってきた。
観光で青森に行くのは子供の頃の家族旅行以来2回目。前職の出張で何度か訪れてはいたものの、せいぜいランチを楽しむくらいで観光はできず、新青森駅からタクシーに飛び乗って訪問先に向かいながら横目に県立美術館や三内丸山遺跡を眺めて、行きたいなあと思っていた。
去年から今年にかけてTwitterのTLで弘前れんが倉庫美術館青森県立美術館十和田市現代美術館を巡る旅行をしている人をちらほら見かけて、それがあまりに楽しそうであそ(id:aso414)と一緒に我らも美術館ホッピング旅を計画したのであった。
フォロイーの皆さんはやすやすと巡っているように見えたんだけど、実際に自分たちで計画すると難しくてびっくりした。何がって、十和田です。十和田が遠い!!調べると、十和田に行くには八戸に宿泊している人が多い様子。なんとか新幹線と宿を手配して、あとは行ってから調べればなんとかなるでしょう、とふんわりしたスケジュールで出発。
ふんわり部分が後に響きます!

1日目【弘前

新幹線慢心物語

東京駅と新幹線を甘く見ていてひでえ目に遭った。
まず8:20発の新幹線で8:00に集合して朝飯をゲットする予定をたてていて、この時点でかなり時間がタイトなんだけど私が5分遅刻。あそは先に朝飯をゲットすべくDEAN & DELUCAへ。在来線を降りたら即DDへ向かおうとしていたんだけど、駅構内を歩きながらあそのLINEに返信していたら、
新幹線ゾーンを超えて京葉線の入り口まで行ってしまった。(8:09)
歩きスマホ、悪でしかない。焦りながら新幹線ゾーンに向かいグランスタに行くべく地下に降りると、
あると思ってた場所にDDがない。(8:10)
あ〜!もうだめだ〜!地図見ても頭に入らない!最優先すべきことは新幹線!朝飯は諦めよう!
新幹線改札待ち合わせに変更とLINE送信(8:13)
新幹線改札付近に戻るものの、気が動転していて方向感覚を失う。南改札の表示を発見して向かう。
あそから北改札のLINE。ひっ!私たち北と南に分かれてる!
やはり席待ち合わせにしようとあそから再度LINE(8:16)
あと4分しかないのに改札通過してないのやば。
席に直行。車両の入り口付近で席が合ってる合ってないのやりとりが行われていて通路が塞がれている。はよ通して〜!
待ちきれず、すいませんと言いつつ突破。
着席。あその姿形なし。発車。(8:20)
LINEの応答もない。
可能性1.どっかの車両に飛び乗ってる
可能性2.乗れなかった
1の場合は待ってればいい。2の場合の対応が頭を駆け巡りはじめる。青森で……会うしか……!?
見たことないくらい鋭い眼光のあそ登場(8:25?)
両手にはコーヒー(一つは私の分。申し訳ねえ!!)を持っている。よ、よかった!!ほんとによかった!!2人分のコーヒーカップを袋もなしに直接手に持っていたため改札通過がえらい大変だったらしい。両手塞がってるのに切符出せないよね…。自動改札機の平になってるところにカップを一旦置くことでどうにか切符を通して、ホームに着いてすぐそばの車両に飛び乗ったそう。状況を想像しただけでウワーッ!となる。本当にお疲れ様です。間に合って良かった。
しばし見通しの甘さについて反省会をしました。
あそはこの時私の京都旅行のときの帰りの新幹線がギリギリだった事件を思い出していたらしい。私もです。
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落ち着いたところで、朝おやつのノー・レーズン・サンドウィッチを食す。朝冷凍庫から出して保冷バッグに入れて持ってきたのだ!左が甘夏、右がレーズン。
甘夏とっても美味しかったなー!暑い日だったからさっぱり風味が気分だったのかも。ビスケットの生地やクリームがそれぞれ調整されてるのがすごい。色合いからして違う。そして冷凍で送られてきたとは思えないほどサクサクだった!あそが苦労して持ってきてくれたコーヒーとともにいただきました。充実のおやつタイムだった。
パッケージのリボンが可愛かったのでウサ吉に襷掛けにして子供用ハーネス風に。

新青森から弘前

新青森に到着!1日目は弘前を回るので在来線に乗り換える。ホームに着き、まだ電車来てないなと思っていた。
「ねえ!後ろ見て!」というあその声に後ろを見ると、ホームのすっげー後ろの方に電車が止まっていた。ひい!車両数少ないタイプのやつ!!全く気づかなかった!小走りで電車に向かい、なんとか乗車。発車時間ギリギリであった。
この旅、気を抜いたらやばい!!
弘前駅に到着し、あそが調べておいてくれたレストラン山崎を本日のランチにすることに。電話したら予約できた。ラッキー!

レストラン山崎







熱々好きとしてはポタージュが驚くほど熱々で嬉しい。なめらかでぽってりとしているのでさらに熱さを感じる気がする。暑い日だったけどお店の中は心地よく冷やされてるので問題なし!量もたっぷり入っていてじっくり楽しめた。
メインはホタテと魚とじゃがいものガレット的なやつだった気がする。こちらも予想以上に美味しい!ガレットがカリッカリ。私はコース料理ってメインよりも前菜の方を気に入る傾向にあるんですが、これはメインが素晴らしかった。全てのパーツがいい。
最後の驚きはデザート!今回のコースはメインがMVPだったな、と思ってたらデザートもめちゃくちゃ良かった!上がマンゴーのムース、下がタルト生地。ムースの中には別の味のソースが仕込まれていて、タルト生地も2層になっていた。これ、ガラスのショーケースに並べられて一個一個買われてくタイプの高級ケーキでは!?コースの最後にこのクオリティのデザート出てくるの凄すぎる。コースの最後のデザートってちょっと軽いものになりがちな気がしてたけど、ここは一味違ったね。ケーキに感動しすぎて、隣のパティスリー山崎を食後に覗いてみたらこの日は生ケーキはなかった。山崎のケーキ、また食べたい。

やっちまったpoint
この後の予定と動線をおさらいしていたら、駅に荷物を預けてきたことが悪手だったことに気がついた。荷物取りに行ったら結構な時間のロスが生まれて夕飯の時間がすっごく遅くなってしまう!
気になっていた雑貨屋巡りをしつつ駅に戻り、荷物を回収することに。

雑貨屋めぐり


代官町のあたりにおしゃれな雑貨屋さんやアンティークショップがあって、3軒ほどハシゴ。
どのお店も接客が心地よい。




駅へ向かう通りがとてもかわいかった!お店にその店を象徴する図柄の看板がかけられている。このお店は洋服屋さんかな。
足元には子供の足型のタイルが。なんか良い。

弘前れんが倉庫美術館

荷物を無事にゲットして、お次は弘前れんが倉庫美術館へ。

絵本の世界?雰囲気良すぎ。

つるんとした犬ちゃん。かわいい。

大巻伸嗣—地平線のゆくえ


暗い展示室が大好きなんですが、ほぼ暗くてすごく良かった。暗い展示室の没入感とか果ての見えなさが作品とすごく合っていて想像以上でした。あの世とこの世の境目みたいな、森とか海を眺めている時に感じる底知れなさを感じた。




明るいエリアもある。

カフェでお茶

気になっていたアップルパイが食べられるカフェに行こうとしたところ、すでに閉店時間で無理だった。リカバリーすべく周辺を調べるも、ちょうどいいところがなく……。どないしよ、となった時に美術館併設のカフェの詳細を見たら、なんと週末だけ閉店時間が遅くなっていた!ありがたい!アップルパイもあるし、ここで決まり!

なんと可愛い店内。あそはイケてるトートバッグを購入していた。




アップルパイとたぬきケーキ。三角になってるたぬきケーキは珍しいらしい。この後両方とも無慈悲にカットして半分こした。次のイベントに向けてエネルギーチャージ!

金魚ねぷた列車

出発前日に観光協会のホームページを見ていたら、面白そうなイベントを発見した。電車の中に金魚ねぷたを飾り付けて走らせているらしい。しかも週末は電車内の明かりを消してねぷたの光だけで運行するという。気になって、さっそくSNSで画像や動画をチェックして昨年の様子の投稿を確認。
すっっごい綺麗!!!!行きたい!!!
1日目の旅程の中にぐいっと追加できるかも…
ということで、行ってきました。
金魚ねぷた列車は弘前れんが倉庫美術館のすぐそばの中央弘前駅から出発して終点は大鰐駅。夕方まで美術館のカフェで休憩しつつ時間を潰して、出発時間に合わせて駅に向かった。


中央弘前駅。雰囲気がエモい。というかこの後ずっとエモさの連続であった。
観光客が沢山いて写真撮るの大変だったらどうしよう、と思ったが全くの杞憂で、乗客の大半は地元の方のようだった。車両の隅の方に数名ずつ写真をパシャパシャ撮っている人がいるな、くらい。もちろん私たちもパシャパシャ組。

明るいうちはねぷたの細部や本来の色合いがよく見えた。小さいのにひとつひとつ手作りですごい。後から写真を見返していて気づいたんだけど、よーく見るとところどころアマビエが混じってる。

肉眼で見ている景色が綺麗すぎて、写真を撮っても撮ってもなんか違う!となる。もっと写真撮るの上手くなりたい。
だんだん地元の乗客が降りていき、観光客ばかりになっていく車内。日も落ちてきてねぷたの明かりが綺麗で写真を撮るスピードが加速する。初めて会った観光客同士で談笑する姿も見受けられて、なんつーか、この電車、雰囲気が……いい……!エモい上にめちゃくちゃノスタルジックで和やかで、もう、GOOD VIBESすぎ。

雰囲気良すぎてぼんやりしているうちに終点の大鰐駅に到着。かなり楽しませていただきました。普通乗車券だけでこんなに満喫さてもらっていいんだろうか。
最後の一枚。

名残惜しいけどすぐ乗り換えて青森駅に向かいます。電車一本一本の感覚が広いからこれを逃すと大変なのだ。大鰐駅からJR大鰐温泉駅への乗り換えはすごく簡単。階段登って降りたらすぐ。大鰐温泉駅のホームから停車中のねぷた列車が見えます。とっぷり日が暮れてから乗るねぷた列車もさぞかし綺麗なんだろうな。

南大門

青森でまずはホテルにチェックイン。すごく空腹というわけではないけど、なんとなく小腹が空いていたのでホテル近くの焼肉屋さんで軽く冷麺を啜ろうや!ということになった。
向かった南大門は地元客で大変繁盛しているお店だった。活気があってよい。ただ、1名めちゃくちゃ笑い声がデカい人がいる。何デシベル!?男子高校生たちがデカ笑い声を真似し始めて、店内に常に笑い声が響き渡る状態になってしまった。うちらの声が…通らん……っ!
焼肉の写真に誘惑されてまんまと注文しようとするのをあそに嗜められ、理性的にキムチ、冷麺、クッパをオーダー。飲み物は私がレモン生搾りジンジャーエル、あそが冷凍レモンが入ったコーラ。




レモンの盛りがものすごくて、ワーっ!すげー!と盛り上がっていたら持ってきてくれたスタッフさんも笑っていた。それまでクールな対応だったスタッフさんが笑ってくれたのが嬉しくて、バイトの◯◯ちゃんは私が目をかけてやらなきゃ!みたいな厄介常連客の気持ちがちょっとわかってしまった。

2日目

魚菜センター

青森の朝は満場一致で魚菜センターののっけ丼で決まり!
まずは受付でチケットを買って、白ごはんを入手。あとは乗せたい魚介を選んでチケットと交換!

広い!!!!目移りしまくり。一旦あそと別れて各自ネタ探しの旅へ。




ネタがキラキラしてる。選ぶとお店の人がご飯の上にひょいと乗せてくれます。
そして完成した私ののっけ丼2023ver

ホタテを中心にまぐろ、うに、イクラ、卵、好きなもの全部乗せ。しじみの味噌汁付き!
いつもならホタテは頼まないんだけど、あまりに大きくて美味しそうだったので乗せてみたらめっちゃくちゃ美味しかった。ホタテとかイカとかのねっとりまったり感があまり好きじゃない、というか胃もたれしてしまってあんまり量を食べられないんですが、このホタテはねっとりというよりぷりっとしてて甘みがくどくなくて何個でもいけそうだった!
朝からこんな贅沢して……幸せ……!今回トロと赤身を食べてみて、最近赤身派になってきたことを確信した。トロ、なんかくどさを感じる。加齢か…?

A-factory

お次はお土産を見にゆきます。

天気が良くてきもちいい!浜辺のオブジェの前で記念写真を撮りまくった。1人だと恥ずかしさがあるけど2人だとこういうとき思いっきりやれていい。
A-factoryの中をウロウロしながらお土産を購入。そして流れるように売り場の横のジェラート屋さんへ。あそと一種類ずつ選んで購入。

嶽きみ(とうもろこし)とスモモ。色合いも可愛い。嶽きみはまろやかで甘くて、とうもろこしのプチプチ感が残っていてとうもろこし好きの人にはたまらんやつ。スモモはキュッと酸っぱくてさっぱり!まろやかとサッパリの反復横跳び、ずっとしてられる。何度も交換し合いながら完食。青空と砂浜を見ながら冷房が効いた室内でアイス食べるのってすごく贅沢だな。

海坊厨

一回ホテルに帰ってお土産をカバンに押し込んだりチェックアウトしたりして、街中を少しぶらついたらお次はランチ。食べてばかりですね。





ボリュームすっご!手が混んでて美味しい!これ……おまかせランチで1,700円……。この値段でどうやって出せるんだ!?新しい皿が運ばれてくるたびに驚いていた。
そして極め付けがこちら。

豆が入ったパンナコッタだったと思う。
今まで食べたどのパンナコッタよりも濃厚でテリーヌみたいにしっかりしていた。クリーミーだけど甘すぎない。豆がすごく柔らかくてフォークがすっと入る。おいし…っ!このコース2,000円しないのにこんなクオリティのデザート出てくることあるのか…!青森凄すぎる。このあたりから青森の甘いものがやたら美味いことに気付き始めた。

青森県立美術館

コレクション展

青森駅からバスで県立美術館へ。庵野展が大盛況のようでした。我らはコレクション展へ。




奈良美智の作品やはりかわいい…!つるつるもちもちのフォルム。棟方志功コーナーにあった作者の写真の笑顔がめちゃくちゃ良くて、まさに「😄」で、こんな笑顔ができるようになりたい。佐野ぬいの作品群は色使いがとてもおしゃれでかわいかった。

あおもり犬。れんが倉庫美術館の犬に比べるとかなりでかい。

青い森鉄道

この日は八戸の夜ご飯を予約していて、その時間に合わせて八戸へ向かいます。青い森鉄道、初乗車!
車中ではオリジナルフレグランスを作るならどんなコンセプトにする?とか、夜にインスタライブをしようよ!とかについて話していたらすぐ着いた。

本八戸についたらいい感じの日の落ち具合だった。

Casa del cibo

ホテルからタクシーで夕飯のレストランへ。念願のカーサ・デル・チーボです!フォローしてる方たちが何人か行っていて、とても羨ましく見ていたので行けて嬉しい。あそも一緒に行ってくれてサンキューです!













どのお皿にも工夫があって初めて出会う味だった!パスタが3種類出てきてびっくりしちゃった。しかも全部美味しい。特に鮑の肝を練り込んだトロッコリ(写真中段右)が好きだった。大変美味しかったんですが、ボリュームがすごくて、お肉の皿の付け合わせを食べきれず残念だった。私にもっと力があれば…!悔しい……っ!
そしてデザート。こちらも大変な高クオリティ。ラベンダー風味のジェラートとルビーチョコ、ラベンダーメレンゲの一皿。良い香りと冷たさで食後感が心地よかった。
最後の最後の小菓子。散々食べてお腹がかなりいっぱいなのに、えっ!?っていうほど美味しかった。特にマシュマロ。プルプルでした。
この食事が終わる時間を読み間違えてインライの開始時間が大幅に遅れたのであった。まさかこんなにすごいボリュームとは思わなかったのよ。
この日の夕食は19時スタート、22時終わりでした!満喫とはこのこと。

本八戸……?はやぶさ……?

食事中に翌日の予定を確認していて、ここでわかった問題点が2つ。
1つ目。
八戸駅本八戸駅って別の駅だった……。本八戸に宿をとってしまったけど翌日行く十和田の美術館へのアクセスは八戸から行くのが吉っぽい。ルートが沢山あるけど、どれも時間がかかるものばかり。どうしよう。
2つ目。
東京・新青森間の往復ではやぶさを予約していた我ら。帰りは途中駅の八戸から乗ればええやろ!と思っていた。そしたら、予約してたはやぶさ八戸駅に停まらないタイプのやつだった。
ひ、ひい……!!!
ああでもない、こうでもない、と考えて、どうすることにしたかは3日目の記録にて。

お話タイム

インスタライブを22時からやるつもりだったのに食事が終わったのが22時。全然間に合わなかった!全編通して見通しが甘い旅である。
タクシーでホテルに帰って慌ただしく準備をして、30分以上遅れてバタバタと配信を開始した。
インライでは視聴者からのコメントがリアルタイムで見れるのがめちゃくちゃ嬉しくて楽しくて、配信時間1時間くらいかなと思っていたのに気づいたら1時間半もやっていた。終了後にコメント一覧が見れるものと思い込んでいたが、実際には見れなくてかなりショックを受けた。だいたい覚えているけど、原文また見たかった……。
楽しかった余韻に浸りつつも翌日の起床が早いので就寝。

3日目

十和田へGO

本八戸に宿をとってしまう凡ミスをどうリカバリーしたか。そう、タクシーです!前日の夜にホテルのフロントで頼んでおいたのだ。
八食センターで海鮮を堪能したり、館鼻岸壁朝市に行ってみたりしたかったんだけどうまくスケジュールが組めず断念。時間は有限……。また次回リベンジしたい。

駅に着いたらまずはみどりの窓口に直行。はやぶさについて相談すると、親切に教えてくれた。私たちが持ってる切符は宿とセットのやつだから他の便に振替できないけど、八戸から盛岡まで予約してないはやぶさに乗って、誰も座ってない席があれば座ってOKとのこと。(たぶん空いてる席が自由席扱いなんだと思う。もちろん途中の駅でその席を予約してる人が乗車してきたら譲る必要がある。)
なので、
八戸→盛岡 予約してないはやぶさの空席
盛岡→東京 本来予約してたはやぶさの指定席
というルートで帰ることに。追加料金発生しないしスムーズに帰れそうでよかったー!

これで安心して十和田に向かえる。
まずは青い森鉄道三沢駅へ。あそが切符を無くすハプニングがあったものの、青い森鉄道の対応がすばらしかった!なんと三沢駅のスタッフさんが八戸駅に電話して八戸駅のスタッフさんが改札前に落ちていたあその切符を見つけてくれた。や、優しい……!!
そのやりとりの間に私は気になっていたアップルパイを取り置きすべく予約の電話をかけた。こちらも電話対応の感じがすごく良くて気分が良くなった。
三沢駅からバスに乗り、十和田の街へ。美術館に行く前にアップルパイを買いに行く。その道すがら、八戸駅売店で買ったおにぎりで朝ごはん。

筋子!このおにぎりとても美味しかった!

相馬菓子舗


やって来ました相馬菓子舗!ツイッターで絶賛されてるのを見かけて気になって、絶対ここのアップルパイが食べたかったので嬉しい。予約していたアップルパイ2つをゲットし、他の商品を見ていると、試食を出してくれた。接客の感じもいいし試食用のケーキの一切れ一切れもデカい。良すぎる。ソルトレーズンと小倉バター、アップルケーキを試食。とっっても美味しい。

お土産に買ったのがこちら。
ソルトレーズン、ちょっと驚くくらいクリームに塩気があってクセになる。洋酒が効いたレーズンとナッツが入った生地とクリームが合う。小倉バターを試食するとき、あそに試食用のかけらが大きいから半分こしない?と言われたが、やだ!一個食べる!と思わず断るほどにここのお菓子は美味しかった。食い意地よ…。最初からこの3種類は全部買おうと思っていたが、試食してみて、何個ずつ買おう?という検討になった。小倉1、ソルトレーズン3、アップルケーキ5で購入。




近くの公園のベンチに移動して、アップルパイをいただきます。外側のパイがサクサクなのに真ん中のりんごゾーンは驚きの水気!りんごはくったりしていなくて、シャキシャキ感がある歯触り。その上から少しとろみがついたシロップ?ジュース?がかかっている。夢中で食べ終えた。汁気があるから持ち帰るのはちょっと大変そう。

十和田市現代美術館

いよいよ最後の美術館、十和田市現代美術館に到着。
芸術作品を見ながらみんなで感想をシェアする会に参加してみたんだけど、我らの深読み力と自分の仮説を信じる力が強すぎて微妙に他の鑑賞者さんと着眼点が合っていなくて笑った。オタクとして日々鍛錬した妄想力が裏目に出た瞬間だった。
このモチーフがこうこうこうなってるから〇〇を表してるはず!(キリッ!)と、意気揚々と推測したが、あとで解説読んだら全然違った。

常設展


常設のハンス・オプ・デ・ベーク「ロケーション(5)」が好きなタイプの暗闇作品だった!入ってすぐは暗すぎて周りがよく見えないんだけど、目が慣れてくるとレストランの店内みたいになっていて、席につくと窓の外にハイウェイが見えてくる。奥行きがすごくて本当に暗い店内にいるみたいだった。子どもの頃お盆に親の実家に行くときは決まって夜間ドライブで、暗い車内から眺めた高速やトンネルの中の景色を思い出した。ノスタルジック。

企画展「中空を注ぐ」


中央の塔に並んでいるのは瓶や壺の口と首の部分だけを切り取ったもの。人間の体の名前で呼ばれる部分が切り取られて蓋をされた状態で並んでいるのは深読みするとうすら怖くもあった。

ミュージアムカフェ




雨足が強くなって来たのでカフェで休憩。クラムチャウダーを頼んでみたんだけど、何かが分離してる気配がした。本来のポテンシャル出しきれてない感がありちょっと残念。

野外展示




一瞬の晴れたタイミングで野外作品を駆け足で鑑賞。

カフェ ハッピーツリー

バスの時間まで1時間くらい休憩したくて探したカフェがこちら。予想以上のおしゃれさ、雰囲気の良さ、フードの美味しさ!

パンケーキ、口溶けが大変良い。とっても美味しそうなベーグルのメニューもあり、すごく気になった。飲み物もおしゃれで、私はLaura Palmerというコーヒーをハーブ入りレモネードで割ったものを頼んでみた。爽やかなレモネードの風味から始まって、ほろ苦いコーヒーにたどり着くのが面白い。
この店は最高なことにバス乗り場にめちゃくちゃ近い。店を出るときに結構雨が降っていたのでこの立地に大いに助けられた。

帰るよ

来たルートを戻って八戸駅へ向かう。この時乗った青い森鉄道の車両がすごくかわいかった!




外側も内側も11ぴきのねこ。癒される。車窓から虹が見えたのも嬉しかった。結構大きめの声で虹だ!虹だ!と話していたんだけど、他の乗客たちは誰も気にしてなくて、窓に一瞥もせずで、Coolでした。
朝にみどりの窓口で確認したとおり、八戸駅からはやぶさに乗って空席に着席。盛岡で乗り換えて無事予約席に辿り着いた。



夕飯は駅弁と相馬菓子舗のマドレーヌ。このマドレーヌ、ナッツが入ってて美味しかった。

お土産


旅でゲットしたものたち。しじみの味噌汁がお昼ご飯のお供にちょうど良くて活躍中。
そしてやっぱり一番はこちらです。

相馬菓子舗のお菓子たち!食べるたびにウマ…となる。冷凍してちょっとずつ食べるとあそには言っていたけど、冷凍する暇なく食べ尽くしてしまった。(5つあったアップルケーキはちゃんとお土産として配布しました!)
心残りはタムラファームのアップルパイに巡り会えなかったこと。ウェボで教えてもらって気になってたんだけど、我らが行ったお土産屋さんには無く…。やはり欲しいものはちゃんとどこで売ってるか調べなきゃダメだなと思った。

動線がめちゃくちゃになったり新幹線の手配をミスったりと反省点が多い旅だったけど、そんなことは些細な問題に思えるほど楽しかった!1人旅行だったら落ち込んでたかもしれないけど、誰かと笑い飛ばせるのってすごくいい。

今回たまたま色違いのリュックを持って来てたので、ねぷた電車でリュックの記念写真を撮ってみた。リュックが旅してるみたいでかわいいね。

おわり🚃

我らの持ち寄りホムパ

2日連続でホムパをした週末。

ホムパその1 - おうちピクニック


いつもの友人たちと持ち寄りホームパーティをしました。メンバーはあそ(id:aso414)、yukiちゃん(id:senayuki)、あまねさん、私。
今回のテーマはおうちピクニック!
メインはなんと……

じゃん!!

ホールチキン!丸鷄です!

チキンの話

丸鷄って特別な感じがして妙に惹かれる。非日常の祝祭感を感じるのかな。2017年ごろにDEAN & DELUCAが毎月1回土曜日にSATURDAY WHOLE CHICKENというホールチキンを販売するイベントをやっていて、メルマガで告知を受け取っては、いいな、食べたいなと思っていたんだけど、また今度と思っているうちに開催しなくなってしまって、すごく残念に思っていた。
毎月販売はなくなったものの、クリスマスにはホールチキンの予約販売があったので、去年ついに初購入。

ホールチキンを自分で切り分けるのって難しい!でも楽しくて美味しくて家族の反応も良くて、最初のホムパチキン体験は良い思い出になったのでした。

おうちピクニックをひかえたある日、なんとなくDEAN & DELUCAのサイトを見ていたら、なんとSATURDAY WHOLE CHICKENがこの6月にリバイバルするというニュースを発見!あの時買えなかった憧れのSATURDAY WHOLE CHICKENだ!買うっきゃないね!
クリスマスで成功体験を積んでいたせいか、勢い余って2つも買ってしまいました。

実家で食べたハニーグレイズドローストチキン オレンジソースのチキン。オーソドックスなローストチキンにさっぱりした柑橘のソースが美味しかった!クリスマスの時にどうやって切り分けたかをすっかり忘れていたのでYouTubeで動画を何本か見て見よう見まねで切り分けた。初回よりは上達してる気がする。

チキンを囲む布陣

おうちピクニックにチキンを持って行きたいと友人たちに提案すると、すぐにみんなからOKが出た。話が早い。
その後、これ持って行っていい?とかこれ作るよ、みたいなやり取りがあり、自然と各自の受け持ちが決定。痒い所に手が届く奴らである。
私:チキン
ユキちゃん:デリ副菜
あまねさん:サラダ
あそ:デザート

最高じゃない?


お庭にシートをひいて、持ち寄った料理を並べた様子。
いい。
メニューを紹介します。でん!と鎮座するチキンから。
・ジャマイカンローストチキン ライムヨーグルトソースbyあとり
なんと中には豆と一緒にココナッツミルクで炊かれたご飯が入っています。
・マッシュポテトby yuki
チキンの脇を固めるのはマッシュポテト。この前の持ち寄り茶会(我らの持ち寄り茶会 - What’s in here ?)で丼いっぱい食べたいと称したマッシュポテトが2倍の量になって帰ってきました。2倍量ありがたすぎ!!
ここからはチキンから時計回りに、
パクチーととうもろこしのアジアンサラダby あとり
DDにチキンを受け取りに行ったとき、こいつと目が合ってしまって買いました。得意技の追加購入です。茶会の時もそうだったけど、結局全員が最初の申告よりも多めに食料を用意している。
ラタトゥイユby yuki
夏野菜がゴロゴロで嬉しい。ヤングコーンが入ってたりキノコも数種類使われていたり気が利いている。
・キャロットラペbyあまね
ドライフルーツとナッツがたくさん入っててうめー!ナッツって入れれば入れるだけ美味しくなるんだね。
コールスローbyあまね
ツナ入ってたかな?まろやかで食べるのが止まらなかった。今思うと生タマネギが入ってなかったのはあまねさんの優しさだったのかもしれん(私は辛い生ネギが苦手なので)。もし入ってたとしたらすごい。
・きのこのアチャールbyあまね
おしゃれ…!いろんなキノコが入っててもぎもぎした食感がよい。
・キャベツと挽肉クミン炒めbyあまね
ひとクセあってあと引く味!
肉、野菜、きのこ。完璧な布陣ではないですか!?野菜多めで健康的〜!
・スープとドリンクbyあまね
画面右上のマリメッコのトレイに乗ってるグラスは冷製トマトスープです!おしゃれや。
各自にサーブされてるのは庭で摘んだミント、ライム、炭酸のさわやかドリンク。メインの南国の雰囲気があるチキンと好相性です。

振り返るとあまねさんがかなり用意してくれている。ありがてえ。

チキンカット


丸鷄の状態だと食べにくいので、チキンのお皿を一度下げて一口大にカット。私が入刀させていただきました。もっとカットの技を磨いてクリスマスにみんなをアッと言わせたいものです。この時残った鶏ガラはそのままあまねさんが準備してくれてた鍋にイン。野菜くずと一緒に煮込まれて、そのスープは後ほど活用されます。

カット後です。マッシュポテトの横にチキンの中に入っていたご飯をのせて、その上にカットチキンを並べました。チキンの旨みがご飯とマッシュポテトに染み込んで美味しい……!ぱさつきがちな胸肉やササミもしっとりしてる!なぜ!?どの部位も柔らかい!濃いめの味付けのチキンなので付属のヨーグルトソースをかけるとさっぱりしてまた美味しい。
チキン大きいかも、と思っていたけど案外ペロリでした。美味しかったな〜。
チキンを食べ終えてからは副菜を食べつつまったりおしゃべり。雨もなく暑すぎず、程よい気候で気持ちよかった。

デザート

気づくと夕方になっていたので、部屋の中に入って後半戦のデザートタイムにすることにした。




・アサコイワヤナギのスイーツbyあそ
アサコイワヤナギのテイクアウトパフェ、パルフェ アンポルテを1人1つ、そしてこの前誕生日だったあまねさんにはワンモアケーキ!
パルフェアンポルテにはアイスが入っていないので溶ける速度をあまり気にせず食べられるのが嬉しい。テイクアウト用でもかなり作り込まれていて、食べ進めるごとに食感やフレーバーが変わって行って、さすがの完成度でした。サイズはパルフェビジューより小さいんだけど、食後に食べるにはアンポルテのサイズでも十分すぎるくらい。
その後はユキちゃん持参のクッキーとあそ持参のチョコをつまみながら再度まったりお話タイム。

〆のチキンピラフ


あまねさんが鶏ガラでとったスープでピラフを炊いてくれました!よく火が入っているので軟骨まで食べられる。チキンを余すところなく端から端まで味わえて達成感がある。ご飯とちょっと残ってた副菜を食べて今回の宴は終了です。
今回は終電ギリギリになってしまった前回の反省を生かして、終電数本前で解散できた!つい居心地がよくて永遠に滞在してしまう。あまねさんいつもThanks a lot です。

ホムパその2 - 美味しいものを食べてみる会

この前の文フリで発行した『初めての 初っ端から熱く生きろ』という本の感想アンケートフォームに「最近食べて美味しかったもの」という質問をつけています。これの回答を読んでいたら気になって食べたくなってしまったので、食べる会を開催しました!withあそ。この日買えるものを集められるだけ集めた。

ご飯部門


永谷園の麻婆春雨
わかりにくいかもですが、写真右側が麻婆春雨(具入れすぎver)です。その他に写っている食品は私たちが食べたくて追加したもの。
麻婆春雨、ご飯のお供として申し分なさすぎ。すいすい食べれて、お刺身も買ってきちゃったもんだからご飯が止まらなくて2人ともおかわりしました。麻婆春雨、野菜たくさん入れてご飯無しにするとカロリー抑えながら野菜もりもり食べたい時にぴったり。良きものを知った!

おやつ部門


・ふんわり名人きな粉餅
ふんわり名人きな粉餅、あなどっていた。驚くほどのサクッ感。この湿気の季節にこんなにサクサクが保てるものなのか!きなこの風味もすごくいい。きな粉の風味の美味しい空気食べてるみたい。空気だからカロリーゼロですよね!?

・アトリエうかいのクッキー
たいへん美味しかった!サクサク、ほろほろ、ふんわり、カリカリと、いろんな食感があって楽しい!小さいクッキーの1つに至るまで味に工夫があって嬉しい。白い小さいクッキーがすごくミルキーなバターとかヨーグルトみたいな風味がしてクセになる美味しさ。ピスタチオのクリームが挟まってるやつもおいしかった〜!私が気に入った2つはどちらも小さいサイズで、このサイズのクッキーがこんなに手が込んでることあるんだ!?とかなり驚いた。
アトリエうかいのアップルパイをあそに貰って翌日食べたらそれもめちゃくちゃ美味しかった。会社のデスクだったから写真撮れなかったけど、え!?ってくらい生地がサクサクだった。買ってから一日経ってるし冷蔵庫に一晩入れてたのになんで!?りんごは少なめだったけど硬めのクレームダマンドがたっぷり入ってた。

会計処理

ウェブショップで販売している本の売上計算をしなければならず、2人で苦しみながらなんとかやった。途中で煮詰まって、リフレッシュのためにポテチやらクッキーやらを摘んだんだけど、煮詰まり具合と比例するように食べる速度が上がり、すごい勢いで食べまくることになった。
また本を発行したらさらに計算が複雑になることを思うとウッとなったが、今回もどうにかなったしその時はその時で解決できるだろう!そうであってくれ。
脳の疲労を残りのお菓子で癒してこの日は終了。疲れたけど心地よい。なんたってありがたい売り上げだからね!
教えてもらった美味しいものを食べる会、また件数が貯まったらやりたいものです。

おわり🏠

▼関連記事
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初夏の展覧会めぐり&近場ごはん

初夏の展覧会めぐりです。1ヶ月に1回は展覧会に行く!という目標を去年設定して以来、かなり順調に達成できていて嬉しい。

アーティゾン美術館

ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌフォーヴィスムキュビスムから現代へ




 



いつもはフロアごとに違う展示してたりするんだけど、今回は全フロアが「ABSTRACTION」展!すごく力が入ってるし人も多かった!
途中で情報量の多さに疲れてしまい、キャプションを読むことを諦めて絵だけ見てました。もったいなかったような気もしたけど、学校の課題とかでもなく趣味の美術鑑賞なんだから自分が心地よいやり方で見ていいのだ!と折り合いをつけた。
ロッカーにイヤホンを預けて入ってしまい、後からアプリの音声ガイドが無料なことに気づいてこれは本当にもったいなかった。

【おやつ】teal


ピスタチオのジェラートがシューにサンドされててチェリーのソースとチョコレートのソースが添えられてるやつ。ジェラートを一口食べた時にあまりの豆さにびっくり。おつまみのピスタチオ(塩味)の味する!って思うくらいエッジが効いてる。甘いソースと合わせるとうまい。
ジェラートをテイクアウトしてお店出たところの木陰のベンチで食べるのも気持ちよさそうだった。アーティゾンまで徒歩15分くらいだから美術館行く時に寄るのいいかも。

ポーラ ミュージアム アネックス

西島雄志「瑞祥 zui-shou ― 時の連なり ―」



すごかった!竜や鳳凰、狼が形作られているんだけど、輪郭がところどころ欠けていることで、大気中の何かが結晶化して動物や龍の輪郭を形作ってるように見えた。1つ1つのパーツがとても小さくて、これを手作りしてるの凄すぎる。気が遠くなるな。

【お土産】Ben's cookies


ポーラの帰りにギンザシックスに寄ってクッキーを入手。アメリカンなソフトでどっしりとしたクッキーでとってもおいしい。カントリーマアムがソフトになって巨大化した感じ。クッキー作りのときに焼く前の生地をつまみ食いしてた人は大好きだと思う。私はつまみ食いしてました(体に悪い気がするので真似しない方がいい)。

DIC川村記念美術館

芸術家たちの南仏


展覧会をキュレーションした方の解説を聞きながら会場を回れるというキュレイターズトークに参加してみました!このパートはこういうまとめ方をしてて、みたいな話を直接聞けるのがすごく面白かったな〜。バカンスに行った画家たちがハッピーなムードで描いた絵が多いのかと思っていたら、戦争の影響で住んでいた土地を離れざるを得なかった作家の行き着く先が南仏で、同じような境遇の人たちと一緒に作品を作ったりしていたというのが興味深かった。平和な時の絵は南仏の気候の良さや素敵な雰囲気が伝わってきて南仏行きたくなっちゃった。

コレクション展

2階に上がったところにある白壁と大きな窓がある展示室にジュールズ・オリツキーの《高み》が展示されていてとても気持ちの良い空間になっていた。青みがかった色面と窓から見える新緑が綺麗で癒された。赤を基調として薄暗いロスコの部屋と対照的だなと思った。ロスコの部屋は生命のパワーみたいな印象があって、こちらの部屋は自然の静寂感を感じた。

【ごはん】ヴェルべデーレ





ヴェルべデーレでランチです!今回はカジュアルコースだったかな。季節によってどんどんメニューが変わっていくからどんなメニューがあるのかいつも楽しみ。デザートは南仏展をイメージしたミモザケーキ!

【おやつ】茶席



デザートは食べたけどおやつは別だから…。
抹茶と練り切りをいただきました。窓から緑が見えていいですね。
この練り切りは美術館の天井をモチーフにしてるらしい。真ん中に透明な寒天(?)が乗ってるのがかわいい。

東京都現代美術館

さばかれえぬ私へ


評判が良くてずっと気になっていたさばかれえぬ私へを見に行った。会期内に行けてよかったー!
清澄白河に来るとこの周辺に住みたいと毎回思うんだけど職場からのアクセスが悪くて無理かな、という結論になる。




竹内公太の風船爆弾を題材にした作品。展示室の天井に届くくらい大きい。実際の風船爆弾と同じ大きさらしい。
人手をさいて風船爆弾を作って何個も何個も飛ばしてアメリカを攻撃するって、その無謀さがきつい。風船はコントロールできないから大多数が海とか山とか何にもない荒野に落ちたりしている。
無謀な計画でもやると決めたらやる!というところが今のマイ⚫︎カードのあれこれと重なっちゃってウワ…となりました。


志賀理江子の東日本大地震に関する作品がすごいインパクトだった。部屋一面に赤い血管のような線が描かれていて、よく見ると東北沿岸部の道で……、うまく言えないけどものすごかった。当時の底抜けの恐怖を思い出したし、今も出来事は終わらずに繋がっていることを感じた。

野外展示

企画展の冷房で冷え切ってしまい、しばらく屋外の常設作品を見ていた。前にガイドツアーに参加した時に教えてもらった髙田 安規子・政子の《修復》をまた見ようと探したら結構大変で見つからず、結局ネットで場所を検索した。




おわかりだろうか。壊れたところが修復してあるんだけど、そこだけタイルがミニチュアみたいに小さくなっている。見つけたとき結構感動する。

MOTコレクション 被膜虚実/Breathing めぐる呼吸




コレクション展は面白い作品が多くて、女性作家の作品がたくさん展示されてたのも嬉しかった!

【ごはん】Diner Vang ダイナーヴァン




暑い日に食べるベトナム料理うま!!汁ありと汁なしのフォーの注文してシェアして食べました。テーブルに調味料があって自分で入れて味変できるタイプのフォー大好き。このようなお店を常時探しているので調味料出してくれる美味しいフォーのお店に心当たりがあったらぜひ教えて欲しいです。新宿付近だとなおよし。
出汁とつるつるの麺とハーブが絡んで求めてたのはこれだよ!となりました。後半は辛味とニンニク酢(?)を足してパンチのある味にして食べた。
汁なしフォーは初めて食べたんだけどかなり良かったです。麺にカリカリのナッツが絡んで食感がすごくいい。夜営業にも行ってみたいお店。

【ごはん】ロイヤルホスト


美術館を閉館時間近くまで楽しんで、どこかでお茶でも、と思ったら目ぼしいカフェは閉店の時間であった。いっそロイホに行くか、ということになり移動した。ポテトとパフェという罪な組み合わせ最高だった。あそはあんまりお腹空いてないからポテトちょっとでいいと言っていたんだけど、結果的に普通に半分食べていた。美味しいからね、仕方ない。

おわり🖼️

春の展覧会めぐり&近場ごはん

春に行った展覧会まとめです。こまめにに投稿するつもりが結構溜めてしまっていた。
今回も美術館の前後にご飯に行ってるときはそれも書きました。

アーティゾン美術館

ダムタイプ







よくわからないけど面白そうなので行ってみた。暗い展示室ってワクワクしつつ居心地良くてちょっと眠くなる感じがして好きなんだけど、ダムタイプはそれの極みって感じで全体がめちゃくちゃ暗いし心地よい環境音みたいなのが聞こえてくるし、作品がぼやーっと発光していて近未来の夢でも見てるんか?という状態だった。発光してる透明なレコードがとても綺麗だったな。こういうSF映画に出てきそうな光景を実際に見れるのって美術館の面白いとこだなと思った。

アートを楽しむ ー見る、感じる、学ぶ


正直、あまり覚えておりません……

石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 画家の手紙

こちらも……っ!
ダムタイプでリラックスしすぎて眠くなったんだと思う。

【おやつ】srecette


この日のメインイベントはパフェです!
一口目のコーヒーアイスがコクがあってミルク感が強くて優しい甘さで本当においしかった。でっかいカップで食べたいくらい。上に乗ってるメレンゲはサクサクで歯触りがとっても良くてアイスでひやっとした後メレンゲをサクッていうループがたまらん。中の柑橘アイスはちょっと不思議な食感でなめらかとシャクシャクの間みたいな感じ。柑橘の皮のちょっと苦いところの存在まで感じる解像度の高いアイスだった。パフェの中にカリカリサクサクした何かが入っていてそれが大変おいしかったな。何だったんだろう。
コーヒーと柑橘って合うのかな?と思っていたけどとーっても美味しかったです!毎回思うけどこの距離で作り手からコンセプト聞けるのってとても良い体験で、豪徳寺に店舗ができてからパフェの解像度が上がってさらに楽しめるようになった。また行きたい!

【ごはん】フリホーレス


ミッドタウン八重洲でヘルシーな食べ物を探した結果、野菜が入ったブリトーを半分こすることに。ひさびさに食べるとブリトーうめー!スパイシーな具にアボカドともちっとした皮が良い。

庭園美術館

邸宅の記憶







富のパワーを感じた……!どの部屋もどの部屋もきれい!美しい!すげえ家だよ……。豪奢とはこのこと。
お庭の花が見頃でかわいかった。和菓子みたい。

【ごはん】Trattoria Dal Birbante Giocondo




道路挟んで美術館の向かい側にあるお店。
大変美味しいイタリアンでした!前菜の玉ねぎ入りオムレツ、玉ねぎの香ばしさが素晴らしくてとっても美味しかった。そんでホワイトアスパラのカルボナーラはパスタに濃厚ソースがよく絡んでて噛むとモチっ、トロっとしてずっと咀嚼してたかった。ソースは限界まで掬って食べました。

原爆の図 丸木美術館

去年の夏に国立ハンセン病資料館に行ったときに名前を知って気になっていた趙根在の展覧会があるということで丸木美術館まで行ってきました。
つきのわ駅から歩いて行ったんですが、いやー、遠かった!徒歩30分て。




とっても良い天気だったので暑かったけど道端の花とか緑が生き生きしてて綺麗だった。

誰も歩行者がいなくて、この道合ってる?世界から歩行者消えちゃった?と心配になったりした。

到着っ!

常設展

まずは常設の原爆の図から。
ただただ凄かった。
写真を撮れる場所もあったんだけど、もうね、撮れないです。描かれていることを受け止めるだけで精一杯。いまだに感情が消化しきれてない。破壊したり乱暴したり殺したり、人間って愚かすぎると思いつつも、でも虐げられてるのも人間で、逆境の中でひたむきに生きたり、弱者を助けるのもまた人間なんだよな、と複雑な気持ちになった。
改めて、戦争なんて絶対ダメだと思った。過去の出来事だと思っていたけど自分が目を向けていなかっただけでずっとどこかで戦争はあったし、最近は状況が悪化しているしで気が重くなる。悲しい。
企画展スペースの奥にある水俣の図やアウシュビッツの作品も苦しみや悲しみを内包しているようでとてつもない迫力だった。戦時じゃなくても非道な行いがゴロゴロしていて本当辛い。

趙根在写真展 地底の闇、地上の光


空気感が伝わってくるような写真ばかりで、とても良い展示でした。療養所での暮らしやそこで生きていた人たちについて解像度が上がった。
日本での朝鮮の方たちの暮らしの写真があったのも興味深かった。自分の知らない世界ってまだまだあるな、と再認識した。

購入した図録。半分くらい趙根在が寄稿した文章なんだけど、とんでもなく文が上手い!小説家では?ってくらい表現がすごい。読んでると情景がどんどん浮かんでくるし、感情の表し方もすごく巧み。中学を中退して炭鉱で働いたために文字の読み書きが苦手だったとは信じられないくらい。内容は、住んでいた集落や炭鉱の生活の話、療養所に行って写真を撮るまでの流れなどです。もちろん写真も素晴らしいので機会があればぜひ読んでほしい。

【ごはん】ピザハウス カポン


丸木美術館から徒歩15分くらいのところにあるピザハウス。おばあちゃん家に行ったときみたいな懐かしさがある。お客さんは地元の人が多そうだったな。お昼時だったのでお昼の情報番組がテレビで流れてた。まったりした雰囲気とピザと瓶のコーラ、添えられたレモン。良すぎ。パスタも美味しそうだだったので気になります。
お会計は現金のみなので注意です!

片道2時間以上かかるので気軽には行けないけど、また行きたいなと思う美術館だった。できれば車で行きたい。免許無いけど。

初夏編へつづく🐾

嬉し楽し体験とふふ箱根

文フリお疲れ様!ということで、あそ(id:aso414)と慰労の箱根旅行に行ってきました。
旅行前日の夜はデータ販売に備えて準備をしていてかなり煮詰まっていた。

▼詳細はこちらの記事のデータ販売準備のところ
whatsin.hatenablog.com
この作業をしているとき、まだ翌日の箱根旅行の荷造りもしてないのに…と泣き言を言っていた。作業も荷造りも無事終わってよかった。

1日目

Starbucks


あそがいい感じのおやつを買ってきてくれたというので、優雅なティータイムにすべくロマンスカー乗車前にスタバでコーヒーをゲット。ピエール・マルコリーニのピスタチオのメレンゲスターバックスラテです。サクサクメレンゲの中にマカロンとナッツが埋まってて美味しい。ボロボロとカケラが落ちてしまうのが勿体無くてどうにかあまり崩壊しないようにとそーっと食べた。ザクザクポリポリ食感を楽しんでいたら結構大きいのにすぐ食べ終わってしまった。メレンゲって儚い。
この前のアアルト旅で行きの電車でアイスコーヒーをがぶ飲みしたらお腹が痛くなって辛かったので今回の飲み物はマイルドなラテをチョイス。ラテ大好きなんだけど牛乳ってお腹に溜まって満腹感が出てしまうからいっぱい食べる予定があるときは避けたい気持ちもある。行きの電車で飲むコーヒー飲料は何が最適なのか、研究を続けます。

▼アアルト旅
whatsin.hatenablog.com

ポーラ美術館

1日目のメインはポーラ美術館です。1日に何本か駅からポーラまでのバスが出てるのでそれに乗る。バス停に着くとかなりの人でわいわいしていたけどみんな別の行き先であった。ポーラ行きのバスはまだ誰も待ってなくて、我らが1番乗り。列整理をしてくれてるスタッフさんからポーラ美術館の前売り券を購入できます。お得なのでおすすめ。
バスに乗ってどんどこ山を登り、森の中へ。バスの中ではオリジナルグッズの話から、オリジナルフレグランス作りたい、みたいな話を延々としていた。

ついた!天気良し!!この入り口に続く緑のトンネルが本当に素敵で来るたびに新鮮に見惚れてしまう。




晴れの日のポーラ、気持ち良すぎ空間ですね。緑と建築が美しい。

レストラン アレイ


まずはレストランで腹ごしらえです。気持ち良い気候だったのでテラス席をチョイス。緑が綺麗でさわやか〜。夜にコース料理を予約していて、ボリュームすごそうな予感がしたのでここではいろいろ食べずにパスタ単品にしました。熱々でおいしかった!熱々のもの大好き。





《コップとウサ吉》2023年 作:あとり

部屋のみる夢 ― ボナールからティルマンス、現代の作家まで




部屋をテーマに19世紀から現代までのいろいろな作家が取り上げられている展示。展示室のしつらえがもうかわいい。部屋みたいになってる!作品と作品の展示間隔もほどよくて、とても見やすい。
最近気づいたんですが、私は作品と作品の間隔が近いと気が散ってしまいがち。

陽射しが布に落ちる様がとても綺麗。絨毯の柄もあいまって、ため息が出るくらい美しい。「あ、綺麗だな」と思う一瞬を切り取ったみたいな絵。

壁一面の小さい窓窓窓!か、かわいい!シルバニアのお家とかムーミンのお家の小さい窓や扉を開けたり閉めたりするのが大好きだった頃の気持ちが蘇る……!※展示は触っちゃダメです。
抽象絵画がたくさんある展示室もとっても良い雰囲気でした。どの作品がSNS投稿NGだったか忘れてしまったので写真は無し。

KUTANI SEALワークショップ

展覧会を満喫して、ショップでも見よう!とショップに入ったとたんに目に止まったのがこのワークショップ。前からあるのは知ってたけど改めて見るとかわいいし、友達と一緒にやったら絶対楽しいやつだ、と確信。やることにしました。文フリ参加を経て、何かを作る楽しさに目覚めてしまったのかもしれない。

私はマグカップ、あそは小皿にシールを貼ります。
デザインを迷いに迷って時間がどんどん減っていき、順調に切羽詰まっていった。
私は完全に受験の時の気持ちとシンクロしてしまい、『終わらない、終わらない、ワァーッ!』となって、あそに「終わったって言わないで!終わった素振りも見せないで!私焦っちゃうから!」と注文をつけ、余裕のある気配を感じようものなら「終わってないよね!?」と圧をかけていた。
ブリティッシュベイクオフとかチャレンジ系の番組で参加者が切羽詰まっていく気持ちがよくわかる。人は制限時間がある創作をするとこうなってしまうのだろうか。でも嫌な感じの切羽詰まり感じゃなくて、ヤバいと思いながらもアドレナリンが出て楽しくもある感じ。
作業スペースは売店内のレジ横なので、通りがかった人が私たちをチラチラ見てた気がするけど、そんなことより時間がやべー!となってたので全く気にならなかった。

できた!美術館でできるのはシールを貼るところまで。ここから工房に送られて、焼かれてから自宅配送になります。楽しみすぎて翌日にでも欲しいと思った。

後日届いた完成品がこちらです!可愛くできて満足度!

カフェ チューン

一仕事終えた疲労を癒すためにカフェで休憩。頼むのはもちろん、コーヒーゼリーソフト!去年何気なく頼んだらど迫力のボリュームで登場し、私を震え上がらせたあいつです。

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登場!

やはりすごいボリューム。ソフトクリームが濃厚なめらかで美味しい。前回1人で食べて凍えたので、今回は2人で食べます。2人がかりでもなかなか下のコーヒーゼリーに辿り着かない。なんで豪気なソフトクリームの盛りなんだ。いろんなものが小さいサイズになるこのご時世なのに……ありがたすぎる。

遊歩道をお散歩





最後に遊歩道をお散歩。鳥葬の表面は相変わらずトゥルトゥル。
森の中を歩くの気持ちいいんですが、虫が苦手なので気が抜けない。

いざホテルへ

検索したらバスがちょうど出てしまった時間で、次のバスは20分後。美術館からホテルまで歩けそうな距離だったので歩くことに。箱根の道って歩道があるところと無いところがあって歩きにくい印象なんですが、やっぱりちょっと歩きにくかった。山だからね、道狭いのはしょうがない。虫が苦手なので(2回目)できるだけ鬱蒼とした雑草わさわさゾーンの近くを歩きたくなくて苦心しました。途中でもうふっきれて、ホテルに着いたら服をバサバサしたりジャンプしたりして虫を払い落とそう、というマインドになった。でもホテルに到着したときはそんなことすっかり忘れていました。

ふふ 箱根

山道を越えてふふ箱根に到着!なぜかいたるところにデカい石が飾られている。
美味しいウェルカムドリンクを頂いた気がするんだけど、なんだったか完全に忘れました。
しばらくラウンジで待っているとお部屋に案内されて、その道中でも至る所に巨石。

後から聞いたところによると山の石?がテーマなんだとか。

こちらが今回泊まるお部屋!いーいお部屋です!
露天風呂もついてる〜!

洗面台まわり。スクラブがあったのでさっそく手に使ってみたらツルツルになりました。
せっかくの部屋風呂なのですぐに入りたくてとりあえず2人で足湯として浸かってみた。湯船の縁に座って足を温めながらのインターネットしつつ喋りつつ、楽しかったな〜。
落ち着いたところで、本日のビッグイベント、ウェブショップの立ち上げです!2人とも公開前の状態まで作業はできていたので、細部を確認したり価格を調整したりして、準備がどんどん整っていった。
夕飯前には告知ツイートをしたいね、という話になり、夕方18時前くらいに開店&ツイート。こういうのは釣りと一緒だから気長に待ちますか、と心を落ち着かせていたらサークルのメールボックスに何かが届いた。え!?と思いながら確認したら、購入通知だった!
ひ、ひゃ〜〜〜!!!
実はずっとベッドの上でだらだらしながら作業をしていた私たち。喜びのあまりベッドの上を右に左に転がり回った。嬉しーっ!!

鉄板焼きでCelebration

転がってからの記憶が曖昧なんですが、まっすぐ夕食にいったような気もするし、いったん大浴場でお湯に浸かったような気もする。とにかく興奮全く冷めやらずのまま夕食へ向かった。

文フリ慰労のつもりで奮発して鉄板焼きを予約していたのだ。慰労っていうかウェブショップ開店祝いになりつつあります。

最高の夜だ!泡で乾杯!全てを祝いたい気分!
この間もちらほらご購入頂けていて、メール通知から目が離せない。意識の半分はウェブショップ。もはやバーチャル店番状態です。
鉄板焼き食べながら店番なんて最高じゃねーの!テクノロジーに感謝。





美味しい!!
美味しい料理に楽しい話、そしてバーチャル店番!良さしかない!
お肉とガーリックライスおいし〜!鉄板焼きにしてよかったな。なんだか景気が良くて『祝い』感がある。
美味い美味い、嬉しい嬉しいとキャッキャする我らであったが、同じ部屋にいたご夫婦は少し様子が違っていて、最初は何なのかわからなかったんだけど、だんだん察しがついてきた。シェフへのご意見というかダメ出しというか……そういうアレですね。しかも一度で終わらない。
私たちが食べ終わって席を立つときにシェフがまたダメ出し出されタイムになっていて、そちらの対応にかかりきりで最後に挨拶できなかったのが寂しかったな。他のスタッフさんにはご馳走様と言ったけど、作ってくれた人に一番伝えたかった。
指摘してすぐに改善できることだったらその場で言う意味は大きいと思うんだけど、そうじゃない場合は食事の後に言ってもいいのでは?と思うなどした。

ゆっきゅんand kemio Night

部屋に戻り、バーチャル店番を続けつつ雑談タイム。もちろんベッドでごろごろしながらです。
私が最近ゆっきゅんの新曲、隕石でごめんなさいの「…ってことはつまり?…ってことはつまり?」っていう歌詞が頭から離れないという話になり、あそにmvを見てもらうことに。

大画面に映し出されると迫力がすごい。ゆっきゅんの洗練されっぷりもすごい。私も洗練されたいものです。どうしたらいいのか。髪型?メイク?服装?
「ってことはつまり?」を浴びたい方のために動画貼り付けておきますね。

www.youtube.com
ひとしきりゆっきゅんのmvをリピートしたあと、あそのおすすめのkemioの動画を見るという大変DIVADIVAしい夜でした。

いつ風呂に入ったか?覚えてません。でも入ったことは確かで、間違いなく良いお湯でした。「あと10数えて上がろう!」って言ってカウントダウンして、上がるか〜、と立ちあがろうとしたらあそが「おまけのおまけの汽車ポッポ〜」と歌いはじめて驚いた。この歌って全国区(?)だったんだ!?我が家だけかと思ってた。ちなみにこの時は我々2人だけしか風呂場にいなかったのでご安心ください。そして風呂の帰りに湯上がりスペースにあったコーヒー牛乳を部屋に持ち帰ってきて飲むなどしました。瓶に入ったコーヒー牛乳、飲みたくなるよね。

2日目

良い目覚め

バーチャル店番とともに始まる二日目の朝。夜中のうちに届いていた購入通知を見てほくそ笑む私たちであった。
朝ごはんがゆっくりめ&レイトチェックアウトなので目覚めもゆっくりです。しばらくSNSを巡回して、朝風呂に行きます。

新緑が水面に反射して美しい。朝風呂っていいね。大変気持ちよかったです。温泉に泊まったときに顔洗うくらいの気軽さで朝風呂行くの好き。

朝ごはん


見てくれこのボリューム!!土鍋!土鍋ご飯だーいすき!メインのおかずがツヤッツヤのお道具箱みたいな陶器の箱に入って出てきたんですが、蓋にナスの絵付けがしてあって、朝の光に照らされてツヤピカでどっかの美術館で展示されてるくらいの堂々たる風格で面白かった。眼福。そのメインのお皿以外にもとろろやお刺身、カレーといったご飯のお供たちが次々と到着して、全員集合したのが上の写真です。




ご飯進みまくり。
お腹がパンパンになりました。
部屋に戻ってもまだ時間に余裕があって嬉しい。ベッドでゴロゴロしながら二度寝したりSNS見たりするリラクゼーションタイムを堪能。
そういえば冷蔵庫にみかんジュースが入っていたのを思い出して、せっかくなので、

みかんジュース飲みながら足湯。癒される〜。
その後はダラダラ着替えたりメイクしたりしてチェックアウトに備えた。



《高みへ》2023年 作:あとり

早雲山からケーブルカー


送迎サービスを申し込んでいたので、早雲山駅まで送ってもらいました。いい車だった。すごく見晴らしが良くて気持ちいい。
ここからケーブルカーに乗って山行って降りて、なんて考えていたものの、よくよくスケジュールを確認するとそんな時間的余裕はなかった。箱根湯本に戻って次の目的地に行かなくては!
山に行く時間はないけど電車の時間まで15分くらいあるので駅の中を物色。弱ペダのパネル展示があって嬉しかった!弱ペダのオタクだったもので。
早雲山駅、お土産屋さんとか足湯、テラスもあって楽しいですね。

登山列車に乗って山を降り、次の目的地の風祭へ向かいます。

鈴廣かまぼこの里

かまぼこの里!
ちくわ&かまぼこ作り体験をやってみたくて、事前に申し込んでいたのです。
かまぼこの里、初めて来たんだけどかなり広いし飲食店もあるしかまぼこ以外の美味しそうなものもたくさんあるし…何ここ、テーマパーク!?館内を歩いているだけでテンションが爆上がりしてしまった。




こちらが体験するためのキッチンスペース。老若男女がお揃いのエプロンと髪ネットつけてておもろい。すごく小さい子も親御さんと参加してて微笑ましい。シルエットはもはやシルバニアファミリーの赤ちゃんだった。頭身が一緒。
みんなで職人さんのデモンストレーションを見ながらえっちらおっちらかまぼことちくわを作ります。職人さんの手際が鮮やかすぎてめちゃくちゃ簡単そうに見えるけど実際難しい。職人さんはすげえ。
かまぼこはお馴染みのあの形に。ちくわは多少デザインできます。

焼かれるちくわ。
焼き上がるまでお土産コーナー見たり、飲み物買ったり。



焼けた!!!!私のちくわは、そう、ウサギ型です!!ほら、だんだんうさぎに見えてきたでしょう!



サイダーと一緒にいただきます。出来立てのちくわ、ムチムチしてて香ばしくてあったかい!しかも高タンパク低脂質。周りのお客さんたちもニコニコしながら手作りちくわ食べてて幸せ空間だった。
ちくわを食べた後はまた売店へ。お土産を吟味してしこたま購入した。閉店時間間際だったので売り切れも出始めていて、人気スポットなんだな〜と実感。かまぼこの里に併設しているレストランやカフェも良さそうだったのでいつか来てみたいものです。次はさつま揚げ作り体験もしたいな。揚げたてアツアツのさつま揚げ、絶対美味しい。
最後にかまぼこを受け取ってかまぼこの里を後にしました。

箱根散策・カフェでまったり

予約しているロマンスカーの時間まで箱根湯本周辺のカフェでゆっくり…、と思ったんだけど、周辺を歩いてみた結果、目ぼしいお店がもう閉まっていたり閉店間近だったので駅に戻って駅のカフェで休憩。

夕暮れの橋からの景色、エモくていい。

ロマンスカーで帰宅




ロマンスカーではかまぼこの里で買ったお弁当を食べ、



ゆもちも食べた。振り返るとこの日食べてばっかりだな。

お土産




全て鈴廣かまぼこの里で買ってきたもの。シフォンケーキとか塩辛まであるのすごくないか?おいしかったです。

今回も楽しい旅でした!手作り体験とか今まであまりやってこなかったけどやってみると楽しい。事あるごとにやっていきたいです。家に謎の小物が増えない程度で。

おわり🥂

▼ふふ河口湖に泊まった時の話
whatsin.hatenablog.com

文学フリマ東京の思い出


5月21日、文学フリマ東京に初出展してきました!
本を手に取って下さった方、スペースに来てくださった方、本当にありがとうございました!
準備から終わりまでとても楽しかったので、忘れないうちに書き留めておきたいと思います。
とっても長いです。一万字越え。

思いつき

あれは去年の冬、あそ(id:aso414)とパフェを食べてから写真美術館に行った日のこと…
展示を見終わりカフェでお茶をしながら、今日って文学フリマの開催日だね、という話になった。


要約すると「出るか!次の文学フリマ!」です!

▼関連記事:この展示の後に文フリの話をした
whatsin.hatenablog.com

申し込み

出ようかな、となったものの気持ちが決まりきらず、しばらくうじうじしていた私たち。
会うたびに「文フリにもし出たらこういう本とこういう本とグッズを作って…」と必ず文フリのことを話す状態がしばらく続き、モチベーションが下がる様子が無かったので、いけるかも!となり、ある時あそが申込みをしてくれました。サークル名はもちろん我らの架空のPodcast番組名『初っ端から熱く生きろ』。
あとは本を作るだけ!かと思いきや、なんと申し込むのが遅めだったので抽選となってしまいました。
外れたら悲しいね、外れてもなんか別のイベント申し込もうよ!と互いを励ます日々だった。

出展への妄想が膨らむ

抽選結果はまだ出なくても出展への妄想はどんどん膨らんでいく。
個人誌を各自1冊ずつ出すのは確定。それと合同で何かを作りたくて、最初は簡単な新聞とかペーパーとかを考えていた。あとは山ほどステッカーを作りたかった。このころ私たちはなぜかステッカーに飢えていた。

zineを知ろうの日

二次創作の同人誌が大好きなのでそっちは見慣れたものだけど、実はzineについて全く馴染みがなかった私。これはいかんとなり、zineを知ろう!ツアーを開催することに。渋谷でzineを取り扱っている本屋さんをはしごしつつ、VIRONで朝ごはんを食べ、美術展にも行っちゃう贅沢ツアーです。これはとっても勉強になった。装丁とか本文のレイアウト、テーマなどなど、本当にzineって自由度が高い!日記みたいな本や対談っぽい本、スクラップブックみたいな本もある。本文をカラーインクで印刷するのがかっこよかったのでいつか真似したい。
本屋を回る中で、気になっていた某有名Podcastのまとめ本を見つけて購入。Podcastのまとめ本ってどんなのなんだろう?と思っていたんですが、読んでみるとこれが面白い。私たちもこんな感じでまとめ本を作れるんじゃないかと思い立ってしまい、架空のPodcastのまとめ本を作成することに。購入した書籍の方はもう長い間配信されてる大人気番組、それを真似する一度も配信されていない架空の番組。架空の番組まとめを読んで読者が面白いのかどうかわらないけれど、とにかく自分たちのメモリアル本としてまとめます。自分たちの「楽しい」が一番重要なのだ(でもその上で読者が楽しんでくれたらめちゃくちゃハッピー!)。某有名Podcastのまとめ本は教科書として参照しまくりました。本当に本当に感謝しかない。

▼関連記事:このbunkamura ザ・ミュージアムの日がzineを知ろう!ツアーの日
whatsin.hatenablog.com

サークルのテーマを決めよう

会社で受講した研修に感化された私は1つ我々のサークルでやりたいことがありました。それは、サークルのテーマ決め!
プロジェクトにとりかかる前にテーマや目標を決めて共通認識としておくことで一本筋の通ったものになるのだ。
zine巡りのツアーをした午後にカフェで激論を交わし、決定したのが合同誌の表紙を開けてすぐのページやサークル概要に記載されている一文。
"現代日本で一労働者として働く女たちが、ワクワクすることに本気になる。"
自分たちにぴったりなテーマが決まってとても嬉しいし、考えてる間もめちゃくちゃ楽しかった。
そしてこれを決めたことで運営方針というかサークルとしてのカラーが決まっていろいろとやりやすくなった。
会社の研修もたまには役に立つじゃないか!と見直した私であった。なお、仕事にはまだ役立てられていない。

謎の余裕

2月後半。我々は謎の余裕に満ち溢れていて、各自でこういう本作ろうと思ってる~、と妄想を話すだけでほぼ本文は進んでいなかった。
3月頭。文フリ当選のお知らせが届く。がぜん気合が入り、アアルトへの旅行のときに新幹線で書いてアアルトに到着してからチェックし合おう!みたいなことを話していたのだが、結局全く作業しなかった。ずっと喋ってた。
3月中旬~後半。構成を少しずつ考え始めた。
4月前半。サークルのロゴ作成。広報について話し合い、公式SNSを作成することに。まだあまり本文は書けていなかったが、引き続き謎の余裕があった。
4月後半。そろそろ本気出さないとやばいかも、と思い始める。

▼関連記事:まったく作業をしなかったアアルトステイ
whatsin.hatenablog.com

合宿

4月後半、ここらでブーストかけたい!と思い、貸し会議室とホテルを手配して原稿執筆合宿をすることに。
年明けから春にかけて2人とも食事制限を頑張っていたのでパーッとご馳走を食べたくて、ニューヨークグリルでランチする約束をしていた日に作業日をドッキングしました。作業・ご褒美・作業という構成。

朝から会議室へ


朝9時。予約していた会議室へ。あそは仕事のミーティングがあって後から合流。だだっ広い部屋の中で1人執筆開始。相棒はもう5年ほどの付き合いになるiPadくんです。
ひたすら作業していると、あそが到着。2人でランチの予約時間までせっせと執筆。

ニューヨークグリル最高

待ちに待ったニューヨークグリル!この時ばかりは作業のことは忘れて楽しんだ!
まずは前菜だ〜!!




ニューヨークグリルのランチは前菜とデザートがビュッフェ形式になっているので、好きなものを好きなだけ食べられる。今回もおいしい!この時点で満腹指数7。

選べるメインはステーキを選択。マッシュポテトうまい〜!肉ももちろん美味いが、芋が好きすぎるあまりマッシュポテトのことばかり覚えている。
近くの席の人がマッシュポテトをほぼ残していて、まじか!?と驚いた。
カレーとかパスタも美味しそうで気になったので今度チャレンジしたい。あそが食べてたポークもわけてもらったら美味しかった。満腹指数11。10点満点なのに超えてしまった。



おデザです。
やっぱチーズケーキが美味しい……っ!下の生地がちょっとジャリッとするくらい食感があるのも好き。なんとなくロータスビスケットみたいな香りがほのかにする。キャロットケーキもおいしかった!そして季節のフルーツがイチゴなのも嬉しい。
このランチのドリンクってどこからが有料でどこまでが無料なのかいまいちわからなかったんだけど、今回ようやくわかりました。食後のデザートのときに頼むコーヒー・紅茶類は無料。おかわりしても無料。満腹指数14。苦しすぎる。
食べすぎで腹痛と戦う羽目になりました。

この日の服装が2人とも花柄キャミワンピでかぶってておもろかったので文フリ当日もこれで行くことにした。

腹ごなしのお散歩

満腹すぎてちょっと歩いたほうがいい、という話になり、パークハイアット近くの公園を散策。




いろんなお花が咲いてて綺麗〜!

夜まで会議室

時間はすでに夕方といっていい時間。いい加減に会議室に戻って作業再開いたします。
お腹が異常にいっぱいなので夕飯は不要。終了時間の21時半までノンストップでたっぷり作業できるぞー!
50分集中して10分休憩するのを1セットとしてひたすら繰り返していると、気づいたら終了時間になっていた。早い。
そして、あの……、

終わらんね。

明日も作業だ!!!

高田馬場で一休み

高田馬場近くのビジホに移動し就寝。
寝ようとしたところで、異常に胃がもたれていることに気づいた。もたれっていうか、やや痛い。そりゃあんだけ暴食して最後にコーヒー飲んだらね、ダメージ受けますわ。具合悪いよ〜、もしかしたら夜中に目覚めて苦しむことになるかも、と心配していたけど結局すやすや寝れた。よかった。
翌朝。
付近のお店で朝食を調達。最近オープンした台湾のサンドイッチ屋さんでテイクアウトしたかったんだけど、開店時間がいまいちよくわからなくて、実際に行ってみたらまだ開いてなかったので別のお店に移動。




あそが見つけてくれた地球を旅するCAFE。内装がめちゃくちゃかわいい!この壁すごい。窪みにいろいろな小物が収納されています。
お店の雰囲気がとてもよかったのでイートインでもいいな、と思ったんですが、まだホテルをチェックアウトしてなくてチェックアウト時間が微妙だったのでご飯は持って帰って食べることに。
サンドイッチと飲み物をそれぞれ買ってホテルへ。

バゲットサンドの中身はハムチーズとタイソーセージ。半分こして食べました。ハムチーズはオーソドックスな美味しさでハムとチーズがたっぷりで大きめのピクルスが嬉しい。タイソーセージはしっかり辛くてパクチーや生のリンゴが入ってて大変よかった。
チェックアウト後はラウンジでしばらく作業。この後コンビニでデータを印刷して校正し合うのだ。
お昼頃作業がひと段落して、次の目的地であるロイヤルホストへ向かった。
途中で朝行って諦めたサンドイッチ屋さんに再トライ。



買えた!洪瑞珍のサンド!紙に包まれてるのがかわいい。
購入したのは満漢という味。中身はハム、チーズ、卵、マヨネーズだそう。シュガーバターも入ってるんだろうか?あまじょっぱい感じでクセになるおいしさ。見た目よりも食べ応えがある。別の味も食べてみたい。
サンドイッチ休憩を挟み、コンビニで原稿を印刷していよいよロイヤルホストへ!

また作業

ロイヤルホストではとりあえずドリンクバーとフライドポテトを注文。(フライドポテト、びっくりするほどうまい)
落ち着いたところで印刷したお互いの原稿を交換して校正タイム。写真入れた方がいいよ、とか、ここの説明もっと入れた方がいい、などアドバイスしあった。この作業かなり重要だった気がします。明らかにクオリティが上がった。
個人誌の校正が終わったところで、次はそう、合同誌!合同誌はまだ一文字も書けていないのであった!ぼんやりと考えていた構成をしっかり決めて、やることを洗い出していく。登場人物ページ作りたいね、という話になり、その場でスケッチ。iPad持って来ててよかった。

左側グループの上2段が我らを含めた友人たちなんだけど、人間なのがあそだけである。

解散ッ(終わらない)

気づいたら夕方になっていたのでロイホでご飯を追加注文。今回はよくがんばりました。
合同誌がやべーということに気づいたので、会議室を追加予約。GW中にもう一回作業日を作ります。
それまでの宿題として、個人誌の直しと合同誌の自分の受け持ち部分の作成が課されたのであった。

作業・作業・作業

2度目の会議室

追加作業日の朝、私は焦っていた。なぜなら宿題が完遂できていなかったのだ!!
個人誌の修正箇所を直していたら何かを追加したい気分になってきて、一問一答コーナーを追加したり、挿絵を追加したりした。あと表紙作成。初稿では挿絵無し・写真無しの殺風景な本でした。そんなこんなをしていたら時間がなくなってしまい、合同誌の方をあまり進めることができなかった…。ので、朝会議室に向かう電車の中で高速タイピング文字起こしをするはめになりました。とんでもない集中力だった。(集中しすぎて帽子を電車に忘れました)
朝9時、会議室に集う私たち。早い。GW真っ只中だったのによく起きた。

とりあえず、朝ごはんとして持参したメルヘンのサンドイッチを食す。うまーい!
はい、お次は作業です。修正済みの個人誌原稿を印刷し、確認&もう一度校正。お互いの原稿を読み合うと、両方とも完成度が上がってはいるが、まだぽろぽろ修正点がある。ウワーン!
でも何よりもこの日は合同誌です。お互いの受け持ちページをひたすらに執筆して午前中が終わった。

お昼にねぎしの牛タンを食べてエネルギーチャージしてまた会議室へ。引き続き作業・作業・作業……。
夕飯の時間になったのでコンビニでおにぎりやサラダをゲットしてディナーです。もうひと頑張り!
登場人物ページのレイアウトに手間取り、ああでもない、こうでもないといじくりまくるタイムがあった。いつも横書きのデータしか扱わないから縦書きデータは脳がバグっちゃうよ……。
年表や名言ページも作成し、だいぶ合同誌の形ができてきた!中身のタイピングが終了したところでこの日は終了。あとはレイアウトをきれいにして表紙つけるだけ!

アンコール!アンコール!

作業日、追加です。細かい修正と、入稿前にもう一回印刷した原稿をチェックや!
雨の中街へ繰り出し今日のワークスペースコメダへ。作業していると、あその本のページ数が中途半端になってしまっていることがわかり、3ページ増やすか、1ページ減らすか問題に直面。(本は4で割り切れる数字のページ数にしなきゃならないのだ)ページ数をいい感じにするために四苦八苦していたあその姿は、締切前のストレスと作業続きの疲れからか、『人が煮詰まる』ということを体現していた。わかるよ。つらいよね。見てる分にはおもろいが。
締切は本当はもう少し余裕があったんだけど、早く終わらせてその後の余裕綽々タイムを楽しみたい気持ちが強く、二人ともGWでカタをつける心意気でした。
あその煮詰まりタイムが終わり、コンビニで最後の校正用原稿印刷。からのロイヤルホストで校正タイムです。

サラダから生ネギ抜いてもらったらめちゃくちゃ美味しかった。
お互いに校正し、合同誌もチェックしてこの日は終了。入稿まであと少し!

孤独な入稿

その日の夜。なんとかデータを完成させ、個人誌と合同誌を入稿。文章書いたり絵を描いたりするのも大変だけどレイアウト整えたりデータをそろえる事務的作業もすごいボリューム。ブログ書いてぽいっと投稿するのと本を作るのは違うな、としみじみ感じさせられた。何はともあれ、GW中に何とか終わって本当によかった!送信ボタンを押しながら不備の連絡が来ませんようにと祈った。
が、翌々日くらいに印刷会社さんより電話があり、軽微な不備の連絡が入った。担当の方がとても優しくて助かった。ありがてえ。全ての入稿データにこんなにきめ細やかなサービスをしているのかと思うと頭が下がる思い。さっそく夜にちょちょいと直して再提出。ステッカーも発注して、本当に入稿作業はすべて終了です。すっきり。

最終ミーティング

文フリの前週の仕事帰りに最終ミーティング。渋谷で落ち合ってご飯を食べたりお茶したりしながらポスターとお品書きをスマホでぽちぽち作成。スマホでこんなにいろいろ作業できる時代になって本当にうれしい。canva様大変大変お世話になりました。ありがとうございます。スペシャルサンクスでございます。あそがポスター、私がお品書きを担当。サークルのイメージカラーが黄色ということで、黄色を使った元気なテイストで作ってみました。
作業しながら食べた果実園リーベルのチョコバナナパフェがすごく美味しかった。

由緒正しいチョコバナナパフェ。果実園だけあってバナナがごろごろ入ってるのもうれしい。生クリームとアイス、バナナ、チョコレートが合わさった総合芸術だわ。二人で1つをシェアしたんですが、夕食後に食べるにはちょうど良いボリュームでした。
閉店時間になったので、お品書き・ポスターの印刷は当日の朝やることに決めて、解散。

前日

お釣りのことをすっかり忘れていて、買い物を全て現金で払って100円をたくさん錬成した。レジ前に立つとついsuicaで!とかpaypayで!とか言いたくなってしまう。キャッシュレスの日々に慣れすぎている。100均で当日のディスプレイ用品と小銭ボックスなどを購入し帰宅。
夜に時間が余ったので来てくれた人に何かおまけを渡したいなと思って動画をスクショして遊ぶタイプのおみくじを作成することに。せっせと作業して「どんぐりみくじ」完成。

当日

ついにこの日がやってまいりました!快晴!やったね!

モーニング


あそと落ち合ってモーニングを食べながらミーティングです。和朝食かなりボリュームある。鮭と納豆と目玉焼きって、それぞれがご飯のお供として主役張れる力があるのに全部ついてる。完食したんですかとっても満腹になりました。
ここで買い忘れが発覚。メニュー吊るすやつがない。あの、popとかを立てるやつですね。忘れてたわ。現地にある段ボールと持ってきた養生テープでどうにかしよう。
ファミレス近くのコンビニでポスターとメニュー、どんぐりみくじの配布用紙を印刷。なんて便利な時代なんだ。
軽食とおやつのお菓子、飲み物を購入して準備万端!

会場入り・設営

少し遅めの会場入りでもいいかもね、なんて話していたんですが、結局オンタイムで会場についた。待機列の場所が別ホールだったというかわいいミスを挟んだが、概ねスムーズに自分たちのスペースに到着!わくわく!ここで1日がんばるぞー!
机の下に会場搬入にしていた本が届いていたので即開封。本当に本になっている!嬉しい!
そしてなんと、箱の中に段ボールで手作りできる本スタンドみたいなやつが入っていた!たぶん見本誌を立ててね、って意図で付けてくれたんだと思う。メニュー表これに立てればいいじゃん!解決!

じゃーん!スペース設営完了!
なかなかかわいい!表紙の色が白、黄色、青でバランスがよいです。
会議机の半分が陣地なんですが、案外広さが無くて本やおつり、飲み物、おやつ、文房具を広げるとぎゅうぎゅうだった。たぶん飲み物とおやつを机の下に配置するべきでしたね。次回はなんか、いい感じの収納グッズとか持っていこう。
どんぐりみくじの用紙をカットしてなかったことに気づき、開場前にせっせと切っては本にはさんだ。

合同誌を前にポーズをとるバニアちゃん

あっという間に時間が過ぎる

あれよあれよという間に開場の時間になり、まあゆっくりやろうや、とおやつのポッキーをパクついてると、本当にお客さんが来てくれました!
嬉しい……。何を見て来てくれたのか聞いてみると、圧倒的にTwitter、そしてブログ、webカタログ。webカタログ、真面目に更新してよかった。thank youあそ(更新を担当してくれた)。相互フォローの方も数人来てくださって、テンションが爆上がりしました。いつも画面越しに見てた人たちが目の前にいる……!3Dだ!声かけるのとか名乗るのとか緊張しただろうに本当にありがたいし嬉しい。皆って実在してるんだなあ。私たちの本を目的に来てくださった人もいて、ありがたさとうちらの本大丈夫か?というプレッシャーに震えた。
特に『はじめての 初っ端から熱く生きろ』は架空のPodcastのまとめ本、という難解コンセプトなので買われていくたびに心の中で「大丈夫?大丈夫?」と問いかけてしまった。
客足が落ち着いてくるとだんだんくだらないことを考える余裕が出てきて、立ち読みしてくれる人に対して、この人もしや本屋の覆面バイヤー?といらない邪推をしていた。その都度あそに「あの人本屋だったかもね!」と言っては「んなわけない」と嗜められていた。でも万が一、万万が一、本屋さんだった場合はぜひ取り扱いよろしくお願いします。今在庫無いけど刷ります。
そう、大変ありがたいことに2人とも個人誌が完売したのです!

手を取り合って完売を喜ぶウサ吉・しかまる

よくて半分くらい売れるかな、と考えていたので予想外のbig happy。嬉しいね、こんなことあるんだね、とあそと言い合っていた。本当は交代で本を買いに行ったりするつもりだったんだけど、自分たちの本が買われていくのが楽しすぎて嬉しすぎて、この一大イベントを一瞬も見逃すもんか!的なメンタルになり、トイレ休憩以外ほぼずっとスペースにいた。
そして個人誌が完売してだいぶ落ち着いたので、ついに交代で買い物へ。Twitterで見て気になっていた本をゲット。私たちの本もTwitterをきっかけに買われていったけど、自分もTwitterで調べて買った。Twitterよ、やはり我々には君が必要だから変わらず元気でいてくれ。

はてブロのスペースでシールを貰ったりもしたよ。
2人の買い物が終わりスペースに戻るとぼちぼち終わりの雰囲気に。さくさく片付けて、打ち上げ開場へ向かいます。

打ち上げはやはりここで





はい、ロイヤルホストです。今回はケールサラダの生タマネギを抜いてないけどタマネギは全部あそが食べてくれたので問題なし。そしてやっぱポテトってうまい。ハンバーグもステーキ(あそが半分分けてくれた)もうまい。
イベントの興奮が冷めやらず、次回作へのアイディアが湯水の如く出まくった。
そして早くも本の感想や読了報告が届き始め、新しいメッセージが来るたびにキャーッ!!(嬉)となっていた。嬉しさで興奮してかなりカロリー消費したと思う。

データ(電子書籍)販売準備

お次はデータ販売のための準備です。通販するかしないか、するとしたらどうやってやるかは悩みの種だったのですが、データなら懸念点をまるっと解決できることに気づき、電子書籍化して販売することに決定。
文フリの翌週末にお疲れ様旅行を計画していたので、それに合わせて販売スタートするために平日の夜に必死になって電子書籍への変換作業をした。これが案外大変で、私は今回の本作りの中で一番手間取った&煮詰まった。まさかここで煮詰まるとは。電子書籍に変換するツールにアップロードするんだけど、そこでエラーが頻出してしまったのです。一回このデータで本が作れた成功体験があるからエラーが出ることに納得がいかなくて余計にイライラしてしまった。個人誌はPDFのフォントがアウトライン化されてなかったこと、合同誌はサイズが規定と0.3ミリくらい違っていたことが原因だった。もう同じ過ちは起こさないぞ!!
こうしてどうにかこうにかしてwebショップの準備を終わらせたのであった。
webショップ開店編はお疲れ様旅行の記事を書く時に一緒に書こうと思います。

文フリを終えて

二次創作で1人で同人誌出したことはあったけど、2人サークル、しかもオリジナルで出すのは初めてでした。何から何まで勝手が違って新鮮だったし誰かとやるのって楽しい!文フリもとっても楽しくて参加してよかったです。大変なこともあったけど準備期間も本番も楽しかったしいろんな人と交流できて感想も貰えて、とても満足度の高い取り組みであった。インターネットの片隅でやってたブログやTwitterに興味を持ってもらえてイベント来てもらって本買ってもらって、ありがたすぎる……。
ブログはもともと仕事が辛くてしおしおしていた時期に、記事を書くというクリエイティブな活動をすることで気を紛らわせて仕事のことを考える時間を短縮し、記事を誰かに読んでもらって反応が来たり閲覧数が増えることで承認欲求を満たして気分を良くして、さらに自分のライフログも残って一石三鳥!ということで始めたんだけど、狙いがバッチリ達成されいて、本当にやり始めてよかったな〜と思った。
一緒に参加して本を作ってくれたあそさんにもスペシャルサンクスです。楽しかったね〜!
次に参加するとしたらもっとサークルチェックを入念にして本の買い逃しがないようにして買う側としてさらに楽しみたいな。

以上、文フリ出展記録でした。また次の機会にお会いしましょう!

BYE 👋

文フリ会場でたわむれるウサ吉・しかまる

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データ(電子書籍)販売 ストアしょぱあつ

文フリで発行した本すべて販売中です!

あとり個人誌
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よく食べたもの2023-春

もう夏!?まだ春でいてくれよ……そんでこのくらいの気温が爽やかで気持ちいいからあまり湿度とか温度とか上がらないでほしい、と儚い願いを抱きながらこの記事を書いています。
今回も前回に引き続き食事制限をしています。

お好み焼




夕食にサラダを食べる生活を続けていたら無性にお好み焼きが食べたくなって、キャベツをどっさり入れればいけるんじゃ!?と思いお好み焼き生活に突入。
基本的に具はキャベツのみ200グラムを目安にどっさりと。たまに魚介とかノンオイルのシーチキンなどを入れています。
卵を入れずに水だけにしてもなかなか美味しいです。生地がちょっととろっとしてたこ焼きの生地みたいな感じになる。逆にしっかりさせたい時は卵イン。
春キャベツと普通キャベツ、両方試してみたんだけど、やはり春キャベツの方が柔らかくて甘味があってうまい。お好み焼きの旬も春なのかもしれない。

トップバリュギリシャヨーグルト

オイコスを食べまくっていたんですが、たまたま寄ったスーパーで見つけたトップバリュギリシャヨーグルトがなかなか良かった。オイコスに引けを取らないタンパク質量で値段が安い。助かってます。最近フレーバーが増えて嬉しい。お気に入りはバニラです!

お菓子

やたらお菓子を食べてしまった。数枚ずつちまちま食べているので持ちがいいです。

業スーのジンジャークッキー


美味しいという情報をゲットし購入。薄くてカリッとしててうまい!泉屋のクッキーにも似た風味。どうしても甘いものが食べたいとき、これを1、2枚食べて気持ちを落ち着けています。もちろんあすけんには報告してない。

ジュンウジタのクッキー


気になってたお店のクッキーがディーンアンドデルーカに入荷するというので我慢できなかった。文フリで出した発行物の作業のお供にバリバリ食べました!おいしかった!特に右上のクッキーがホロホロしてて中にナッツが練り込まれててうまい。

小倉山荘の無選別 えびせんべい 定家の月えび

www.ogurasansou.co.jp
ある日デパ地下を歩いていたらこの無選別せんべいが売られていて、引き寄せられるようにして買ってしまった。帰宅時にお腹が空きすぎているとき、一枚摘んで落ち着いてから夕食を作っている。美味しすぎて二枚三枚食べてしまうときもある。カレー味も買ったのでエビを食べ尽くしたらカレーを開封します。

ロイヤルホスト





文フリの発行物について打ち合わせたり作業したり、ロイヤルホストには本当にたくさんお世話になりました。居心地良くて料理も美味しくて最高。
辛い生のタマネギが苦手なんですが、ケールサラダのタマネギを抜けるか聞いたら対応してくれた!タマネギ無しのケールサラダ、めちゃくちゃ美味しかったです!また頼みたい!

食事制限の期間が長くなり、ストイックに続けるのが難しくなってきたのを感じます。少しペースは落ちたけど引き続き体脂肪率は減ってきてるからよしとしよう。

おわり🍪

▼一つ前のよく食べたもの
whatsin.hatenablog.com

▼一年前のよく食べたもの
仕事で疲れてマックとかしらすご飯ばっか食べてたみたいで笑いました。
whatsin.hatenablog.com